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Nobody's Perfect

カテゴリーを【仮面ライダー】にしようか、【BOOK】にしようか迷ったんですけど、本の紹介の占める割合がほとんどになってしまったので、タイトルはアレですけど【BOOK】の方で。

前回の仮面ライダー見ていて、昔から好きだった絵本が無性に思い出されて仕方なかったんです。『Nobody's Perfect ~誰も完全ではない~』という言葉とは、微妙にニュアンスが違うんですけどね、頭にパッと思い出されて離れなくなってしまいました。
結構有名な絵本だと思うんですが。

新装 ぼくを探しに新装 ぼくを探しに
(1979/04/12)
シェル・シルヴァスタイン

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私が持っているのは”新装”ではなくて、表紙の”ぼく”と地面が黄色に塗られていました。こっちの方ですね。誰かに貸したままなのか、それとも引越しのごたごたで奥深くにしまいこまれてしまったのか、思い出して読もうと思ったのに見つからなくてちょっとガッカリしてます。
何度も何度も読み返したので、内容はすっかり覚えてしまっているんですけど、このゆる~い挿絵がまたなんともお話にマッチしていて良いんですよね。

以下内容に触れますので、畳みます。
”ぼく”は真ん丸な形をしているんですが、その一部が欠けているんです。
「何かが足りない」から楽しくない。だから”ぼく”は足りない欠片を探しに旅に出る…そんなお話です。

歌いながら”ぼく”は足りない欠片を探して、ころころと転がって行くのだけれど、欠けている所が引っかかって早く転がれない。だから”ぼく”は、ミミズとお話したり、花の香と楽しんだり、カブトムシと追いかけっこしたりしながら、楽しく旅を続けて行くんです。

旅の途中で何人かの”かけら”たちに出会うんですが。
ひとりのかけらは言います。「ボクは誰かのかけらじゃない。ぼくはぼくだ。」
それから、何人ものかけらに出会っても、どれもこれも、小さすぎたり、大きすぎたり、尖り過ぎたり角ばり過ぎたり、ピッタリのかけらが見つからない。ある日丁度良さそうなかけらを見つけたけど、ちゃんと嵌めておかなかったから、落としてしまった。またある時は、しっかりきつくくわえ過ぎて壊してしまった…。

そんな旅の果てに、”ぼく”はとうとうピッタリのかけらと出会います。二人は素敵にピッタリで、完全なまん丸になった”ぼく”は、どこにも引っかからずに、それは綺麗に転がる事が出来るようになるんです。
ころころころころ、あんまり早く転がるものだから、ミミズとお話する暇も、お花の香りを楽しむ余裕も、ちょうちょに止まってもらう事も出来ない。それに、楽しい歌を歌おうと思ってもちっとも歌えない。

「なるほど、つまりそういうわけか。」

”ぼく”は”かけら”をそっと置いて、ひとりで転がっていく。楽しそうに歌いながら。



…っていう絵本なんですけどね。

もしも照井竜がフィリップと相棒になる事を承諾して、竜とフィリップがエクストリームになっていたら、きっともっと完璧な強さと頭脳を備えた究極の仮面ライダーになっていたのかもしれません。でも風都を守る仮面ライダーとして、大切な何かが置き去りになってしまうんでしょうね。2人ともウエットな部分が苦手そうだし。翔太郎は不完全だけれど、足りないものを補って余りある温かさを持っている。それは目に見えないものだけど、とても大切なもの…てのは見ていればわかる事ですが。

そこではなくて。
翔太郎だけでなく、フィリップも欠けた部分があるんですよね。
そして、どちらかがどちらかの”足りない欠片”じゃない。欠けた者同士が欠けたまま重なって●●●●変身した姿が翔太郎とフィリップのエクストリームなんじゃないかと。欠点があるからこそ見えてくるものもあるし、立ち止って深く考え感じる事も出来る。それがある種の強さへの原動力になるんじゃないでしょうかね。思わぬイレギュラーなんて意外性もあったりして。読めない相手ほど戦いにくいものはない…なんてね。


いやまぁ、そんな事を考えてしまったものでね。

シルヴァスタイン作 『ぼくを探しに』

お手に取る機会がございましたら、そしてお気が向きましたら。



もうひとつ。
シルヴァスタイン作の絵本で、『ぼくを探しに』の続編の様な物があるんです。

続ぼくを探しに  ビッグ・オーとの出会い続ぼくを探しに  ビッグ・オーとの出会い
(1982/07/01)
シェル・シルヴァスタイン

商品詳細を見る


こちらはカケラ主体のお話。

一つのカケラが自分にぴったり合う相手をじーっと座って待っています。「誰かがどこかに連れてってくれないかな」なんて思いながらひたすら待ち続けています。色んな奴が転がってくるんですが、どれもこれもどうにも合いません。

そんなある日、どこも欠けた所のない大きな”ビッグオー”が転がってきます。理想の相手との出会いに、カケラはこれなら一緒に転がっていける…と信じます。けれど”ビッグオー”は、ぼくには君がハマるような欠けた所が無いから、一緒に転がって行くのは無理だと言う。そしてこう言ったのです。

「君ひとりなら転がっていけるかもしれない」

ぼく一人では転がれない。
やってみたの?
角が尖って転がれないんだ。

「角はとれて、まるくなるものさ」

カケラは身体を持ち上げて、パタンパタンと前に進み始め、そしてやがて…。



『ぼくを探して』と『ビッグオーとの出会い』
どちらも若かった私の人生観に、少なからず影響を与えてくれました。それまでは片意地張って生きてましたから。

日本の絵本は、だいたい懇切丁寧な設定で抒情的に物語が書かれている物が多いですけど、外国の物ってのはもっと抽象的で文章も簡潔な物が多い気がするんですよね。登場するキャラクターの心情…「どう思ったか」とか「どう感じたか」と言った事があまり書かれていない。私がそういうものばかり選んで読んでるのかな?

だから読み手は自由に想像して、自分なりに解釈する事が出来るのだと思います。面白いのは、同じ絵本を読んだとしても、例えば10歳の頃に読んだ時と、成人してから読んだ時、結婚した後、子供が大きくなって手を離れた今…と、その時々で本から感じ取る物が違うんですよ。シンプルだからこそ、時々の自分の成長が映し出されるのかもしれませんね。

普段洋書はほとんど読まないんですが、児童文学とか絵本は外国の物を好む傾向があるみたいです、私。
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こんにちは。

龍騎からハマったもので、その主人公の城戸真司くんもやっぱり好きなんですね。平成ライダーの中では、作品としても主人公としても一番好きで。
だけど翔太郎は、その次に好きな主人公になりそうな予感があります。

惹かれるのは、その欠けた感なのかな。ひたむきさというか、欠けてるんだけどそれは未熟だけど不十分なわけではなく、欠けたままでちゃんと自分を持ってるっていうか、その辺りに惹かれるような気がしますね。だからといってフィリップがイヤなワケではないのですが、翔太郎押しですwww

こんばんわ、りゅうきんさん!

龍騎はああいう結末だったし、だから余計に真司くんの一生懸命さが切なくて、つい思い入れて見てました。翔太郎にも同種の青臭いひたむきさがありますよね。
完璧な人だと思っていたのに、意外な弱点が見えたりすると途端に親近感が湧いたりしますから、欠けているからこその魅力と言うのもあるもかもしれません。

真司君も翔太郎も、2人とも仮面ライダーになるには、あまりにも凡人なんですよね。…そうか、考えてみれば、平成仮面ライダーの主人公の中で、彼ら2人だけがごく普通の人間なんだなぁ…と今気づきました。
特別な能力も特性もなく、戦う訓練もしていない、ごく一般的な青年。
ライダーとして未熟なんだけど、でも自分なりの正義感を持って、七転八倒しながらがむしゃらに戦っていて…そんな姿に、知らず知らず自分を重ねてしまうんんでしょうかねぇ…私もつい肩入れしちゃうんです、翔太郎に。

おはようございます

ふんわりとした表現乍、自分が色々考えることの出来る作品のようですね。
本屋さんで出会うことがあったら読んで見たいです (〃^▽^〃)

絵本って結構好きです。和洋は問いませんが、挿絵には左右されちゃうかな(笑)
多かれ少なかれ余韻があって、続くその先を自分で考えたり、振り返って考えることが出来る。
簡潔な文章で語られているからよりそうなのか…。
そして、いい絵本の挿絵は想像の幅を広げたり手助けはしてくれるけれど、それで全てを語っちゃうことがないと思うんですよね。


翔太郎に欠けているもの、フィリップに欠けているもの・・・

人って自分に欠けているものを探し続ける習性(?)があるみたいですよね。
完全にかけ離れた存在を。ではなく、似通っていながら違うものを持ってる人。同心円
追い求めているものを持っている人。憧れ?
フィリップは自分に欠けている人間らしさ(臭さ)、心、を翔太郎に求めてるのかな…っと。

恐らく、フィリップと照井竜の組み合わせでは100%の強さと完璧さはあるけれど、
翔太郎とフィリップの組み合わせのように未知のチカラは引き出せないだろうと思います。
補って余りあるもの。。。
フィリップは本能的に自分の可能性を伸ばすことが出来る相手を選んだんだろうな。
単純に愛すべき相手を選んだだけかもしれませんが(笑)


あっ・・・
拍手また出来なくなってるって言いたくてコメしたんだった(^▽^;)
相変わらずのまとまりのない長文。すみません

こんにちわ、 Acinonyx さん!

まずは拍手ボタンの件、いつもありがとうございます!毎回、テンプレ替える度に同じ過ちを繰り返してて、いい加減学習しろよと自分に突っ込みたい。早速修正いたしました。

絵本って、もともと子供の柔らかくて自由な発想力や想像力を伸ばすように出来ているんでしょうね。それを大人が読むと、自分の内面に向きあう事になるってのは面白いです。

私も挿絵は重要な選択ポイントです!
上手い下手、綺麗拙いではなくて、直観的に「あ、この絵、好き!」と思うものを選んでしまいます。『絵本』ってくらいですもんね、絵と文章と、あと装丁も全部ひっくるめて一つの作品だと思っています。
それと、あからさまに教訓的な物はあまり好きじゃないですね。正否も含めて読み手に自由に考え判断させてくれる様な本が好きです。

>人って自分に欠けているものを探し続ける習性(?)があるみたいですよね。

そうですよね。自分にないものに憧れる。
ああいう風になりたい、こういう部分が尊敬できる、出来ればあの人の様になりたい…と考える気持ちの根っこの部分には、やっぱり共感出来る物がないと。

竜は竜でやっぱり欠けている部分があるのでしょうけど、それはフィリップと近い部分ですよね。戦士として見た場合は2人とも完璧な円に近いのでしょうね。翔太郎は多分物凄く欠けてる(笑) 欠けているからこそ、そこに他人の痛みとか涙とか流れ込む余地があるのかな。何にせよ、翔太郎といる事で、フィリップは段々「人」になって来た気がします。
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路地裏のノラ

Author:路地裏のノラ
高岩成二さんのファンです。
仮面ライダー大好きです。
来世は絶対男に生まれ変わってJAEに入って、仮面ライダーを目指します。

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