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仮面ライダーW 第29話 『悪夢なH / 眠り姫のユウウツ』

「おい亜樹子…お前やけに眠そうだな…。」

そのまま後ろにひっくり返りそうなほどの大欠伸で、しょぼしょぼと目も開かない亜樹子に、翔太郎は少々あきれ気味に声を掛けた。

「これのせいよ!」

亜樹子はカバンから何やら取り出してダンッ!とテーブルの上に置いた。
『風の左平次 パニック×リベンジャー シーズン1』…どうやら時代劇のDVDBOXの様だ。
第3巻のパッケージジャケットが素敵過ぎる。福本清三先生のイナバウアーもとい「海老反り斬られ」を見られて嬉しいです!田崎監督ありがとうございますw。

見たところ捕り物痛快時代劇らしいけど、副題がアメリカのドラマのみたい…というか、意味がよくわからないw。捕り物といえば、子供の頃は中村梅ノ介さんの『伝七捕り物帳』が大好きだったな。「締めようか。よよよい よよよい よよよい よい!めでてぇな!」ってのが好きで毎週欠かさず見てましたよー。そんな話はともかく。

亜樹子は巷で面白いと評判のこの時代劇DVDにどっぷりハマって、気がつけば貫徹をしてしまっていたようだ。「翔太郎くんも絶対ハマるから!」と大絶賛の亜樹子。ですよね。時代劇は日本のハードボイルドだと思ふ。私が見たい。絶対に翔太郎もこういうのは好きだと思うのですが…ところが翔太郎は素気無く手を振って、東映に喧嘩売る様な発言を興味なさそうに言った。

「悪りィが時代劇は趣味じゃねぇなぁ。見たら5秒で眠るぜ。」

その時、事務所の呼び鈴が鳴り、一人の不思議っ娘系依頼人がやってきた。

「助けてください!眠れないんですゥゥゥ♡」

不眠症のご相談なら専門医に。
しかしどうもそういう話ではないらしい。ふわふわの乙女チックファッション(スイマセン、表現が昔で。ファッション雑誌読まないのでこういうのをなんていうのか、団塊世代のお父さん並みに判りません。)に、なぜか大きなショッキングピンクの目覚まし時計を胸の前で握り締めたその女の子は、トコトコと駆け寄ると翔太郎の両手を握り締めた。

「怖くて怖くて、眠れないんですゥゥゥ♡」

黒目がちな可愛い瞳で上目遣いに翔太郎を見上げて、彼女はそう言った。その気になって翔太郎が彼女に一歩近づいた途端、けたたましく鳴り響く目覚まし。
よくよく話を聞くと、夢の中で怪物が襲ってくるというのだ。もしもその怪物につかまったら二度と目覚める事が出来なくなる…。大学の同じ研究室の男の子6人が既に夢の中で怪物につかまり、目を覚まさなくなってしまっているらしい。彼女はそれが怖くて、もう何日もまともに寝ていないようだ。

「つまり、夢の中に現れるドーパントってこと?」
「それが事実なら…実に興味深い。
 他人の夢に入り込めるなんて…あまりに不条理な存在だ。」

フィリップは実に嬉しそうに目を輝かせた。極度の寝不足にフラフラと倒れ込みそうになる依頼人の不思議ちゃんを素早く抱き止め、翔太郎は甘く囁いた。

「ご心配なく。この俺が必ず君を守ってみせます。」

彼女はパッと顔を輝かせて翔太郎の首っ玉にキュッとしがみ付き

「もしかして、あなた…私の運命の王子様?」

と叫んだ。王子様…?さすがの翔太郎も面喰らって目をパチクリ…。

今回のはお祭り回ですね。色んなお遊びが各所で見られて非常に楽しかったですゥゥゥ♡…いい年してヒメカリンの真似しても、お尻がムズムズするだけですゥゥ♡(やめれ)
FEB.21の2日後に太秦でロケが行われた回ですね。いや、面白かった。
翔太郎と亜樹子は依頼人とともに、事件の現場となった問題の研究室を訪れた。
今回の依頼人は雪村姫香、翔太郎いわく白雪姫の様に麗しい現役女子大生だ。彼女は風都大学の赤城脳科学研究室で『夢』に関する研究をしているようだ。姫香に案内された研究室は。プレートのフォントからして怪しげな上に、廊下に面した窓もブラインドが下りていて中が見えない。目を凝らして中をうかがう翔太郎の目の前のブラインドが突然開き、さらに怪しげでみょうちくりんな恰好をした男が姿を現した。
裸体に腰布、ジャラジャラとアフリカンな装飾品を身につけ、頭にはライオンの被り物を被ったこの奇妙は男は、意味不明な言葉を発しながら研究室の中を歩き回っている。
 
 ライオンに追われる夢を見たと子供が言った。
 戦ったのかと父が聞く。
 怖いので逃げたと答えると
 次は逃げるなと父は命じた。

「なぜだかわかるかね?福島君。」

福島…と呼ばれた男子学生は、ロデオマシンにまたがって振り回されながら「判りません、教授!」と答えた。ではこの男が赤城教授!?赤城は福島の顔を覗き込んで嬉しそうに言った。

「夢の中で恐怖に打ち勝て!それがセマイ族の夢を操る為の心得だからだ。」

マレー半島に住んでいるセマイ族というのは本当に実在する人々で、夢をコントロールすることができるようです。たとえば高い所から落ちる夢を空を飛ぶ夢に変えるという風に。興味をそそられて検索してみたら、結構出てきますね。キーワードは「セマイ族」「明晰夢」などなど。意外に簡単に出てきます。それらを読むと、赤城教授はふざけた恰好をしてますけど、出鱈目な事を言ってるわけじゃないんだな~と…何感心してるんだ(笑)
ライオンに襲われる夢の話も、実際に元ネタがあるようで。彼が話すとあまりの胡散臭さに「ホントかよ」と突っ込みたくなりますが。
そこはかとなく『動物のお医者さん』の漆原教授と同じ臭いがします…赤城教授。

翔太郎はこの真面目なんだか不真面目なんだかよくわからない教授(笑い方が腹立つww)に話を聞こうとしたが、同じく聞き込みに来た照井竜によって遮られた。探偵と警察が顔を揃えてやってきて、一体何事かと不安顔の福島と、特に動じた風もなくデンと突っ立っている赤城教授。竜たち超常犯罪捜査課は「眠り病」にかかった6人の学生の件で捜査に訪れたようだ。教授いわく、彼らはこの研究室で教授とともに『明晰夢』の研究に打ち込んでいたという。

明晰夢=Lucid Dreamとは「自分が夢を見ている…と自覚できる夢」の事だ。赤城脳科学研究室では、眠っている人の脳波を調べ、明晰夢の謎を解明しようとしたらしい。結果、被験者の学生たちはいまだに目覚めていない。
赤城は「研究がハードだから、ただ眠りこんでいるだけ」と言うが…。

突然吼えるように飛び起きた教授に、翔太郎以下全員が吃驚して派手なリアクションを取る中、微動だにしない照井竜は、果たして平然としていたのか、それとも案外吃驚しすぎて動けなかったとか…だったら楽しいな。

「その装置というのは…どれですか?」

へっぴり腰の真倉が赤城に尋ねた。これです…と福島が手にして示した装置は、音楽用のヘッドフォンに似たヘッドギアだった。被験者が頭に装着して熟睡すると、脳波データがコンピューターに送信される仕組みらしい。感心と不審がない交ぜになった表情で大げさに驚く真倉。

「ではそれを…我々にも使用させてもらえますか。」

照井の申し出に思わず二度見する真倉。慌てて止めに入る姫香。そんな事をしたら、夢の中の怪物が…!!怖ろしそうに頭を抱える姫香を真っ直ぐに見つめ、竜はきっぱりと言った。

「ご心配なく。真正面から立ち向かって、怪物を退治して見せますよ。」
「だったら、俺もやるぜ。」

翔太郎もズイと前に出て言った。仮面ライダーだからねぇ、2人とも。ドーパント絡みとあっちゃ、出ないわけにもいかない。そうとは知らない姫香の目には、怪物を恐れない勇気ある男と映ったようだ。感激したようにパチパチと拍手しながら翔太郎…の横を通り過ぎ、竜の身体にキュッとしがみついて肩に頬を埋めた。

「姫香、感激しちゃいました♡
 もしかしてあなたが…運命の王子様?」

「それ…誰でもやるんかい…。」

抱きつかれた竜は無表情に姫香を見下ろし、翔太郎は面白くなさそうにそっぽを向き、亜樹子はタヌキのはく製の頭を撫でながら吐き捨てるように呟いた。福島は慌てて「誤解しないで…!」とフォローする。

「あれがヒメカリンの優しさなんです。」

ヒメカリン…サッカリンみたいな響き。甘々な所は共通してますがww。
王子様の次はヒメカリン。戸惑いの翔太郎の表情が面白いです。



「犯人は赤城教授に間違いないわ!あれは俗に言うマッドサイエンティストね!!
 自分の研究の為に夢を操るドーパントになったのよ!!」

亜樹子がヒステリックにまくし立てた。誰も聞いちゃいねぇ…。
あの後、赤城教授から借りてきた例の装置を、フィリップはデンデンセンサーでくまなく調べたが、特に怪しい所は見つからない。

「とにかく試してみるぜ。」

翔太郎がフィリップの手から装置を取り頭に付け、事務所の簡易ベッドに横になった。ドーパントが夢の中に現れやがったら、首根っこ抑えて奴の正体を確かめる…と息巻いている。それで事件解決…となるほど簡単にいくとは思えないが。フィリップがため息をついて相棒の顔を眺めた。



風都大学の仮眠室(男)では照井竜が「もし俺に何か異変があったら起こしてくれ。」と刃野・真倉量刑事に言いつけて、装置を付けてベッドに入った。


 
張り切ってベッドに入った翔太郎は、意識しすぎるあまり目が冴えて眠れなくなるという、よくあるパターンに陥ってる。ならば見れば5分で眠れるに違いない時代劇を見よう…と考えた翔太郎は、亜樹子が持ってきた『風の左平次 パニック×リベンジャー』を見始めた。そして、亜樹子の言葉通りに…ハマった。

左平次全何話なのかわかりませんが、いい所で「つづく」になる時代劇も珍しい。大河ドラマみたいですね。櫓の久蔵の役どころがとっても気になります。これは途中で止められない。



翔太郎と竜の脳波を受信するコンピューター。未だ眠れないでいる翔太郎の脳波データは『NO SIGNAL』となっているが、竜は滞りなく夢の世界へ突入したようで、モニターには竜の脳波データが表示されている。パソコンの前でそれを確認した謎の人物の手には、ナイトメアのガイアメモリが!
仮眠室で刃野と真倉は、眠っている竜を見守るどころか、暇つぶしに将棋を始めた。勝負に熱中し、竜には目もくれていない。

夢の中で竜は超常犯罪捜査課にいる。部屋のドアからひょこっと顔を出したのは、忘れ物も弁当を届けに来た竜の妹、春子だ。

「お弁当忘れたでしょ!よくそんなんで刑事になれたね!」

差し出された弁当を受け取り、幸せそうな頬笑みを浮かべる竜…。しかし次の瞬間、竜は冷静になった。これはおかしい…春子は去年の夏に井坂に殺されたはずだ…。目の前に広がる光景に不信を感じ始めた竜だったが、春子のまさかの結婚宣言に愕然と立ち尽くす竜の手から弁当箱が落ちる。しかも相手はよりによって刃野だと?!次の瞬間、場面は突然変わり、春子はウエディングドレスに身を包み、刃野と誓いのキスを交わそうとしている。いつの間にか真倉は神父の装束で結婚をし切り、周りには2人を祝福する人々の笑顔が溢れている…。

「悪夢だ…。」

竜は今、これが夢だと知っている。そうか、これが明晰夢か!!

「正解!」

背後でゆらりと影が揺らめき、遂にナイトメア・ドーパントが竜の前にその姿を現した。

「私の姿を見たのなら…もう帰れないぞ!」
「6人の学生を眠り病にしたのは貴様か?!」
「それも正解。お前で7人目だ。」
「そいつはどうかな?」

竜がアクセルメモリをドライバーに差し込んでスロットルを回すと、今しも唇が触れあいそうになっている春子と刃野の姿がビリヤードの球に変わってぶつかり弾け飛んだ。
舞台は脈絡もなくまたまた暗転し、ここが不条理な夢の世界であることを物語っている。気がつくとアクセルとナイトメアは、どこかの薄暗いビリヤード場で戦っている。ビリヤード台のラシャがめくれ、球が飛び散る。アクセルはナイトメアを圧倒し終始押し気味にブレードを振い続ける。こいつも戦闘力は大したことはなさそうだ。このまま一気に片付けて、そうすれば事件は解決する。
アクセルの発動したマキシマムドライブはナイトメアの身体を直撃し大爆発を起こした。
これで終わり…そう思った刹那、爆炎が一点に向かって急激に収束し炎が消えたその場所には、無傷のナイトメアが立っていた。

「な~んちゃって♪
 研究室まで来て嗅ぎ回りやがって!」

ナイトメアはアクセルの首を絞め上げると、フェンスに向かって投げ飛ばす。現実世界の仮眠室のベッドで、竜が意識の無いままもがき苦しんでいる。だが、「異変があったら起こせ」と竜が後を頼んだ刃野と真倉は、待ちくたびれて眠りこけて気づかない。夢の中ではナイトメアが奇妙な円盤状のネットを投網の様にアクセルに向けて放った。ネットに捕らえられ、アクセルは動きを止めた。ナイトメアに囚われてしまったのだ。



一方、目的の為に苦手な時代家劇を見始めた翔太郎は、すっかり当初の目的を忘れて、とうとう全部見ちゃった?いい所で終わってますが。つか、おそらくこのくのいちは、櫓の久蔵の正体?(クレジットに”久蔵の正体”ってあったけど)えええ!福本先生の中の人がこんな見目麗しいくのいちだったなんて!左平次…面白すぎる。
簡易ベッドを仕切るカーテンが勢いよく開いて、「ほ~ら、やっぱりハマったじゃん」とシタリ顔の(別にイカみたいな顔というわけではない)亜樹子が嬉しそうにスリッパで翔太郎に突っ込みを入れた。
遠くで時告げ鶏が鳴いている。窓からは清々しい朝陽が射しこんでくる。

「…ってもう朝かよ!!」

デスクの上でスタッグフォンが鳴っている。徹夜明けの翔太郎が急いで出ると、電話の向こうからひどく取り乱した真倉の叫び声が聞こえてきた。

「探偵!!課長がww!!ドーパントにやられたwwww!!」

苦悶の表情を浮かべ仮眠ベッドに横たわる竜の額には、血を塗りたくって書いたような赤い『H』の文字が浮かび上がっていた。


 
「キーワードは【夢】【風都大学】【眠り病】【H】」

しかし、ドーパントの正体を特定するにはキーワードが足りない。一向に減らない本棚を眺めてフィリップが考え込んだ。翔太郎はイライラとため息をついて踵を返した。

「だったら今度こそ俺が眠って、照井のカタキを…!」
「待ちたまえ!翔太郎!!相手の能力も判らずに飛び込むのは危険過ぎる!」

仲間の危機には居ても立ってもいられずに熱くなる翔太郎は、「じゃあ、どうすればいいんだ!」と声を荒げた。
単独でアクセルに変身できる照井竜が夢の世界でドーパントにやられてしまったのだから、翔太郎一人が竜を助けに行ったところで勝算はないに等しい。もう前回の様な思いはまっぴらだろうし>フィリップ。

「検索を続けてみる。何か対策が掴めるはずだ…。」

フィリップは再び検索を始めた。翔太郎は相棒の忠告を渋々受け入れたものの、このまま何もせずにじっと待つのは我慢できなかった。焦燥に駆られたように唸り、外へ飛び出して行こうとする翔太郎を亜樹子が慌てて呼び止めた。

「やっぱ、じっとしてらんねぇ!!
 俺はもう一度、姫香ちゃんに会ってくるぜ!」



園崎家のランチタイム。
井坂の前には、今日も空の皿がうず高く積まれている。いつもは静かな食卓に、若菜のハイテンションな笑い声が響き渡っている。洋服も髪型もメイクも、妙に派手で弾けている。病的なほど躁状態の娘に琉兵衛が声をかけた。

「どうした若菜?やけに楽しそうじゃないか。」
「最近とォ~っても気分がいいんですの!!」

そう言ってきゃらきゃらとはしゃぐ妹を、冴子が眉をひそめて窘める。

「だってお姉さま!!ミックが丸まってるンですものォォ!!」

ミックたん、ナイス振り向きです(^ω^)ニャー
顔のお肉が、こう…ぶにゅっとなったブサ顔が可愛すぎて、思わずキャプチャーを壁紙にしてしまいました。あああ、ミック可愛い…。たまらん…♡

若菜の異様な様子に琉兵衛と冴子は思わず顔を見合わせた。
けたけたと笑っていた若菜が、突然ピタリと笑うのを止め、低い声で「ごちそうさまでした。」と無表情に言うと、立ち上がってスタスタと歩きだした。が、またすぐに狂ったように笑い出す。

「あれも…君のした悪戯の影響かね?井坂君。」

琉兵衛が怖い顔をして立ち上がり、井坂の席に向かってゆっくりと歩き始めた。「ご心配なく」…井坂は慌てもせずに、若菜の”幸せに満ちた状態”は、より高いレベルでメモリに適合した証だ…と言い切った。毒素に負けなければドライバーは必要ない…というのが井坂の持論だ。この実験に成功すれば、若菜はより強い力を手にする事が出来るだろう。

「ドライバーでは完全な力は引き出せません。」
「なるほど。」

琉兵衛の足が井坂の正面でピタリと止まった。

「だが、一つだけ言っておこう。父親にとって、娘は宝物だ。
 若菜に何かあったら…その時は覚悟しておきたまえ。」

積まれた皿の間から、井坂を睨みつけて琉兵衛は静かに威嚇した。
さすがの井坂も蛇に睨まれたカエルの様に凍りつき、言葉もなく目だけで琉兵衛の背中を見送った。

怖っ。何かあったら”ただじゃおかない”って言われるより、”覚悟しときたまえ”って言われると、「え?!なに!?何されるの!?」ってなります。娘さんをくださいって行った先でこんなお父様が出てきたら心が萎えそうだなぁ。怖いけど家族愛に満ち溢れたお人…というか、若菜を溺愛してますよね。冴子に対するのと違う。



もう一度姫香に会う為に風都大学を訪れた翔太郎と亜樹子。その時、翔太郎を呼びとめる声がする。振り向くと姫香が怯えたような顔で走り寄って来て、亜樹子を押しのけた。

「探偵さん!もうこの事件から手を引いてください!!」
 
姫香によると、うたた寝した時に夢にまた怪物が出てきて、姫香に警告したという。

  探偵に手を引かせろ。さもないと、あの刑事の様に眠り病にしてやる…!

怯える姫香に翔太郎はカッコつけて言った。

「大丈夫。どんな危険があろうと…依頼人を決して見捨てない…。
 それが探偵の…いや!俺の…鉄則さ。」

姫香が感激してまたまた翔太郎にひし…としがみついて言った。

「やっぱりあなた、運命の人!姫香の王子様ですぅぅぅ!!」

翔太郎はだんだん姫香に慣れて来たようで、満更でもなさそうに笑っているが、亜樹子は面白くなさそうにコッソリと呟いた。…私…この子あんまり好きじゃないかも…。うん、私もこのタイプは苦手(苦笑いww)

翔太郎のスタッグフォンが鳴った。フィリップだ。検索の結果、作戦が一つだけ見つかったようだ。彼は既に翔太郎達と合流する為に風都大学に向かっていた。背中に風呂敷包みを背負って。
フィリップの様子をうかがう様に頭上を旋回する謎の飛行物体があったが、彼は気づいていない。
これはもしかしてアレになる為にアレに装着してアレする為のアレでしょうか?間もなく登場のフラグ?



「翔太郎、君の枕を持って来たよ。」

フィリップの考えた作戦はこうだ。に変身して、意識を転送した状態で眠る。そうすればフィリップ自身も翔太郎の夢の中に入れるかもしれない。二人は大学のグランドのど真ん中に枕を並べてに転ぶと、メモリを取り出して変身した。

前代未聞の光景(笑)寝ながら変身する仮面ライダー!そして肘枕で眠る仮面ライダー(笑)
うわぁー…添い寝してぇ…。夢の世界どころか、速攻お花畑に行っちゃいそうですけど。

左平次のDVDで貫徹した翔太郎は、あっという間に夢の世界へ…。



誰かの咽び泣きが聞こえる時、ずばり!名推理が冴え渡る。
俺はこの町を愛する…ハードボイルドなァ岡っ引きでィ!
(もうちょっと若本規夫風に言って欲しかったなんて贅沢は言わない…言わないもん)

左平次の影響か、夢の中で翔太郎は岡っ引きになっていた。
自己陶酔する翔太郎の額に、【半熟男】と書かれたお亜樹の草履が炸裂する。そこへやって来たのは姫香…いやいや夢の世界ではお姫、現実の姫香と同じ事を相談してきます。お亜樹もキーっとなってるとこまで一緒(笑)
「親分てぇへんだてぇへんんだ!」血相を変えて飛び込んできたフィリっぱち、「伝馬町の船着き場にどざえもんが!」…と言ったところで、フィリップに戻った。

「何をやらせるんだ、翔太郎…。これは君の夢だ。」

お亜樹ちゃん、日本髪が似合いますねぇ!!着物もしっくり着こなしてらっしゃるし。現実世界の亜樹子よりも、しっとりと落ち着いて大人っぽく見えます。翔太郎もフィリップも意外とカツラが似合いますね。でも岡っ引きというよりは、翔太郎は大店の若旦那、フィリップは若殿様って感じですが。お二人とも優しいお顔されてますからね。女顔…というか。フィリップなんて花魁でもいけそうな…。  



とりあえず、翔太郎とフィリっぱちはお姫と共にどざえもんが上がったという伝馬町の船着き場に向かった。そこには既に同心・照井竜が到着していて、検分を始めていた。仏は大道芸人のさん太。足を滑らせて川に落ち、溺れたらしい。むしろを捲ると、笑みを浮かべたサンタちゃんが横たわっている。(ちょっとドラえもんp(ry )翔太郎達が覗き込むと、死んでいたはずのサンタが急に起き上がって、自分を死に至らしめた犯人の名を口にしようとして、どこからともなく飛んできた吹き矢に当たって、再び死んだ。(夢って本当に不条理!)

吹き矢が飛んできた方向を見ると、半鐘台にドーパントの姿があった。ナイトメアは翔太郎達の傍らにいる姫香を見て顔色を変えた。彼女が夢の世界にいるのはナイトメアの想定外の事態だったようだ。奴はストローの様な中空の棒で姫香を吸い上げると、手に提げた魚籠びくの中に彼女を入れて逃げて行った。

攫われた姫を助け出す為に、2人の岡っ引きは仮面ライダーに変身する。

「フィリップ!に変身だ!」
「あああぁ…だが、あまり 期待は出来ない…。」

二人は懐からメモリを取り出した…つもりで手に持っていたのは【疾風】【切札】と墨で書かれた木札だった。本当に「なんじゃ!このメモリ!!」ですよね。日本中がコーヒーを吹いた瞬間です。(大げさな…)ちょっと欲しい…と言ったら、旦那に「作れ!!」と言われた。おお!作ってやろーじゃねぇか。(売り言葉に書い言葉)
立木さんの声で「疾風!」「切り札!」って、カッコ良かったですよね。食玩ででもいいから出ませんかね。『サイクロンメモリ・ジョーカーメモリ 江戸バージョン』やっぱり音声が欲しいもの。

変身の直前に、翔太郎の顔に浮かび上がるラインが隅取になってて、これがまたカッコいい(笑)の見得切りも!!高岩さんこういうの好きそう。



江戸の町を逃げ回る怪物とそれを鉄馬で追いかける仮面ライダー。ナイトメアの「どけって!どけっちゅーの!」が妙に耳に残って困ります。ナイトメアは追ってくるを足止めしようと、道のど真ん中を長屋で塞ぐ。はそのまま長屋を突き破って、一直線にナイトメアめがけてバイクを突っ込ませた。建物に押し付けられ、思わず手から魚籠びくが離れて宙高く舞い上がる。がそれを受け止めると、魚籠びくは白い煙を上げて弾け、腕の中で元の大きさの姫香の姿に戻った。

「答えろ!!なんで研究生達を眠り病なんかに!!」
「すべては…彼女の為だ!!」

姫香に向かって差し出されたナイトメアの両手を、がバシッと叩き、ハードボイルダーのアクセルをブォンブォンふかしながら(笑…なんだか動きがモモっぽいw)さらにナイトメアを問い詰めた。

「姫香ちゃんの?どういう意味だ!!」
「運命の出逢い…私こそが彼女の王子様だからね!」

痛い奴がここにも一人…。
唖然とするの肩から頬へと、誘う様にするり…と艶めかしく撫で上げる女の手。

「おおっと…姫香ちゃん…!!」

ゾクリと身震いして腕に抱いた姫香を見ると、いつの間にか色気ムンムンの遊女にすり替わっている。とろりと艶っぽい目でを見つめ、首に白い手を巻き付けてしな垂れかかってくる遊女。気が付くと、バイクで取り押さえていた筈のドーパントもただの町人にすり替わって苦痛に叫んでいる。大混乱のを嘲り笑って、ナイトメアは姫香を連れて逃げいて行った。
遊女に「離さないよ…。」なんて言われちゃって、「あ~…ははは、どうしようかな…」なんて満更でもなさそうで、でもあたふたしてるに物凄く、もんのすご~くニヤニヤしてしまった。何回巻き戻して見ても、気が付くとニヤニヤしてる。

べったりと張り付いてる遊女をなんとか引き剥がしたは、再びハードボイルダーで追跡を開始する。しかし、夢の世界はナイトメアが支配する世界、自分の都合のいいように好きに作り変えられるようだ。
の乗ったハードボイルダーは、あっという間に自転車にw!!

あああ、なんてシュールな画!チャリンコライダー!!似合わないですねー!これほど違和感を感じるとは思わなかった。なぜだろう。たぶん自転車のサドルが低すぎるんだな、きっと。



ナイトメア・ドーパントは、奉行所に逃げ込んだ。

「検索奉行様!御出座!!」

もうね…『検索一筋』って何なの…。
【フィリップ印】
って何?

襖が開いて、遠山の金さんよろしく長袴で登場したのはフィリップ!

「やいやいやい!!待ちやがれ!!よもやこの顔、見忘れたとは言わせねェぜ!
 …って、また何をさせるんだ、翔太郎!!」

そこへ、自転車の漕ぎ過ぎでヘロヘロになったが、もつれた足取りでヘロヘロと走り込んできた。ナイトメアは鬱陶しいフィリップを消してしまおうとしたが、彼は平然としている。それはそうだ、フィリップは意識だけでこの世界にやって来たのだから。フィリップの存在を消すどころか、ナイトメアのどんな攻撃も彼には効かない。

「さぁ、答えたまえ。君は誰だ?…赤城教授なのか?」
「赤城?違うよ。奴ならもう、眠らせてやったよ。」



現実の世界で、姫香は赤城教授の元を訪ねていた。研究室の中で姫香が見たのは、自らの装置を付けたまま悪夢にうなされる教授の姿だった。額にはドーパントに囚われた印である”H”の文字が浮かび上がっている。
研究室に姫香の悲鳴が響き渡った。



「ん?今の悲鳴は…?!」

姫香の悲鳴は、グランドで待機していた亜樹子の耳に届いた。跳ね起きた亜樹子の背後で、聞き覚えのあるねっとりした声がした。

「ナイトメアを訪ねてきたのに、面白い物を見つけたぞ…。」

仕立てのいいスーツに身を包んだ男がスタンドの階段を下りてくる。手には細長いステッキの様な傘を持っていた。亜樹子は弾かれたように立ち上がり、その男の顔を睨みつけた。

「こんな場所で仮面ライダーがお昼寝とは…。
 なかなかシュールな光景ですね。」


賛成。確かに。

黒い憎しみのこもった瞳でを凝視し、井坂深紅郎はウェザーのメモリを右耳に挿した。変身時の凄まじい突風が亜樹子の身体を吹き飛ばす。ウェザーは一飛びにグランドに降り立つと、ゆっくりとに歩み寄った。

「じっくり身体を調べたいところですが、君たちはこの前、私の楽しみを台無しにした…。」

ウェザーが天高く手を掲げると、無数のいかずちとフィリップの身体を襲った。



夢の世界のお白州で、フィリップが考え込むように呟いた。

「赤城教授でなければ……君は誰なんだ…?」

それだけ言い残して、フィリップの身体が消えた。驚き動揺する
一体何が起きたんだ。



フィリップが現実世界に戻って目覚めた事で、お昼寝の変身も解けた。ただ、翔太郎は眠り続けたまま、として夢の世界にいる。(夢の世界のは変身解けないんですね。翔太郎の夢だから?)
フィリップは起き上がり、自分たちに迫りくる危機を知った。

「井坂深紅郎!!」
「私は楽しみの邪魔をした人間を…決して許さない主義でしてね…。」

ウェザーが雷を呼び、フィリップの頭上に稲妻が走る!しかし、そこにファングが飛び込んでフィリップを守った。ファングすげー。雷に直撃されてもコワレナ~イ!を見てない長男が、初めてファングを見て「なんか…ゾイド臭がする」と言っていた。



夢の世界では、とナイトメアが町人を巻き込んで戦いを再開している。
大八車に仰向けに乗せられてガラガラとw…て、前日に『さら電』見たばかりだったから、なんだかもう生々しい既視感w。

突然消えたフィリップにしきりに語りかけるが、フィリップから返答はない。



フィリップは現実の世界で追い詰められていた。雷に打たれそうになるたびにファングが飛び出してなんとか事なきを得てはいるが、戦う術を持たないフィリップは、ただただ逃げ回る事しか出来ない。ウェザーはフィリップを見逃すつもりは更々ないようだ。邪魔なファングを黙らせるために、強烈な竜巻を召喚した。
ファングはこの葉の様にくるくると暴風に翻弄されてどこかに飛んでいってしまった。

「ファング!!」
「先ず自分の心配をしなくちゃ…。」

獲物を追い詰めたウェザーがニタリと舌舐めずりをし(…たように見えたんだもの。)ゆっくりと天に向かって指を立てた。雷が来る!!
もうフィリップを守る者はいない。恐怖に慄き、クルリと踵を返して一目散に逃げ出すフィリップの、その無防備な背中をウェザーの雷が貫く。響き渡る絶叫。
フィリップの身体は襤褸切れのように宙を舞い、スタンドに転がり落ちて動かなくなった。
顔面蒼白でフィリップに駆け寄り、フィリップの名を呼び続ける亜樹子の悲痛な叫びが虚しく響く。
翔太郎の意識は夢の世界に行ったまま、身体だけが無防備にグランドに転がっている。
このままウェザーの手にかかって命を落としてしまうのか…。

…という所でつづくです。ああああ!
ハチャメチャなギャグ回だと思っていたら、なんてシビアな展開に。始まって以来の最大のピンチを迎えてしまいました。早く日曜日が来ないかな。

今週はもうね、高岩さんの小芝居を十分堪能できたのでヒジョーに満腹です。ああ、面白かった。



なんだかね、予告編見ると、来週もが気になる動きをしてるんですよねー。こ…この動きは!!みたいな。(まさかの女形!!ワクワクワクワク…ワクワクが止まらない♡)
それにフィリップのピンチに妙な奴が飛び込んできましたしねー。
久々のギャリーさんとか。みんな変な服着てるし。ますますカオスな展開に?!




 







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第29話感想

ノラ様、こんばんは。掲示板同様、巷は桜満開の日々ですね。
今週も先週以上に、カオス展開でありました。

・園崎家のある日、実相寺昭雄監督作品ティストを意識した展開。
(ウルトラマン、ウルトラセブンの監督。寺田氏は、実相寺作品の常連)
 躁状態で、ハイテンションの若菜。とても不気味。
 皿の隙間から、顔を覘かせる瑠兵衛パパ。怖っ!!
 井坂医師は、魚眼レンズのアップ顔で、舌舐りして欲しかったですね。

・劇中時代劇、冒頭で切られているのは、おお!!福本 清三さん。
 赤いマフラーの同心・照井。中村主水を意識しているのは明白。
 ならばWコンビも、必殺ティストで統一して、刺し技&吊し技の
 殺し屋スタイルで暴れて欲しかったですね。
 そう成らなかったのは、SHO竹製作ではなく、TO映製作だから・・・。

・「疾風」「切札」のメモリで変身する夢の中のW。
 ならば「灼熱」「金属」「月光」「撃鉄」「牙」「加速板」「駆動機」
 と呼ばれるメモリも準備する必要アリかも。
 対するドーパントは「悪夢」と「気象」ですねぇー。

・バイクからチャリンコに移乗も、見事なパロディー。

・グラウンドで寝込むW&フィリップ。ある意味シュールな光景。
 夢の中ではナイトメアドーパント。現世ではウエザードーパントに襲撃され、
 大ピンチの中後半に続く。次回、亜樹子がWに変身?

先回よりも、カオス状態がヒートアップ。何やら、新モード登場の予感?

2ch見てたら、「疾風」「切り札」自作された人が写真でUPされてましたよ。
それとは別の人も当日ニコニコにUPとか…制作欲をそそるんですねきっと、あれ。

こんばんわ、M NOMさん!

街の至る所で桜が満開ですね!寒い日が続いてなかなか春らしい麗らかな日が来ませんでしたけど、ようやく春本番といったところです。

若菜の躁状態が怖いですね。人格が壊れてしまったような感じで、若菜は大丈夫なんでしょうか。琉兵衛さんもかなり不愉快を感じて、直接井坂に警告を発してきました。
井坂深紅郎も不気味で怖い存在と思ってましたが、琉兵衛さんが出てくると、一気に小物に見えてきちゃうんですよね。恐るべし、ラスボス。

福本さんご出演は嬉しかったです♪齢67歳とは思えないキレでございますね。子供の頃、時代劇好きの祖父とよく時代劇を見ていたので、刷り込みというか、やっぱり血が騒ぎます。日本人の血でしょうかねぇ。あの番組、この番組と頭に浮かんで楽しかったです。

「疾風」「切札」のほかのメモリの和名、M NOMさんもお考えになられたんですね(笑)私も息子と一通り考えて遊んでました。こういうお遊びって楽しいですよね。

歴代のライダーではなかなか見られなかった珍しくてシュールでカオスな光景が沢山見られて、今週の<strong>W</strong>は本当に面白かったですが、意外にシビアな展開で終わり、来週が待ち遠しくて仕方ないです。話の展開もですが、他にも色々と気になりますしね。

こんばんわ、makiさん!

やはり早速自作された方がいらっしゃるんですか!
ああ、その気持ちが判ります。作ってどうなるものでもないんですが、作ってみたい…と妙に気持ちが掻き立てられますw。
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来世は絶対男に生まれ変わってJAEに入って、仮面ライダーを目指します。

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