ようこそ、秘密基地へ。ここは私の隠れ家です。好きな事を勝手に書いてます。 高岩成二さんの事とか、仮面ライダーとか、思いつくまま気の向くまま。
仮面ライダーW 第11話 『復讐のV/感染車』
2009年11月24日 (火) | 編集 |
叩きつけるような激しい雨の夜、横断歩道にヘッドライトが迫る。
宙を舞う赤い傘。冷たいアスファルトに横たわる白い服の女はピクリとも動かない。
停車した車はしかし、再びエンジンの音を轟かせて、女を放置したまま走り去って行った。



鳴海探偵事務所所長の亜樹子は、ひどい風邪をひいてしまったようですね。くしゃみと鼻水がひどいです。うつるだろ!!と文句を言う翔太郎に亜樹子はシレっと言った。

「うつるワケないでしょ?バカは風邪ひかないんだから。」
「おい、いいか、よく聞け。人をバカっていうヤツがなぁ、バカなんだぞ!」
「ふ・・・・・子供か?お前は。」

背中で二人のやり取りを聞いていたフィリップがピクリと反応して振り返る。

「興味深い!どうしてバカは風邪をひかないのか?検索しなきゃ・・・。」

足早にガレージに消えていくフィリップを茫然と見送る翔太郎と亜樹子。その時、事務所の電話が鳴った。フガフガと鼻声で電話に出た亜樹子から受話器をもぎ取り、ハードボイルドに対応する翔太郎に、切羽詰まった様子の依頼人が叫ぶ。

「命を狙われているんだよ!!頼む!助けてくれ!!」



霧の立ち込める埠頭で依頼人の姿を探す翔太郎の前に、一人の男が飛び出し、怯えたように落ち着きなく辺りを窺いながら、翔太郎に取りすがって助けを求めてきた。

その途端に低いエンジン音が響き渡り、闇に浮かび上がった青いヘッドライトが、男目掛けて真っすぐにつっこんで来た。咄嗟に横に飛んで暴走車を躱わした翔太郎は信じられない光景を目の当たりにしたのだった。黒い車は依頼人の身体をすり抜け、ドリフトして停止した。痙攣する男の顔色はみるみるうちに紫色に変色し、崩れ落ちるように倒れて事切れた。

男の死を見届けた黒い車は、どこか物悲しさを含んだ低いエンジンの音を響かせて、静かに夜の闇に消えていった。



今週の、おっとな〜な雰囲気で始まりましたね、鳴海探偵事務所のトリオ漫才は別として。宙を舞う赤い傘とか、霧が立ち込める闇に浮かぶ青いヘッドライトとか。視覚的な演出がとっても印象的です。それにしても依頼人がいきなり殺されてしまって、どう展開していくんでしょうね。依頼人あっての探偵だし。



依頼人の男が死んだ現場に唯一居合わせた翔太郎は、重要参考人として取り調べを受けています。そりゃそうだ。犬猿の仲の真倉刑事は、ここぞとばかりに翔太郎を厳しく噛みついています。

「俺は交通事故を目撃しただけだって。」

依頼人から一転被害者になってしまった男の身体には、車に轢かれた様な傷は一つもなかったと吼える真倉。あるワケがない。あの車は男の身体を通り抜けたのだから。まあ、そんなに吼えるな・・・と刃野が間に入った。

取り調べ室といえばカツ丼・・・というのは、一体どっから始まったんでしょうね。大方、昔の刑事ものが発端だと思うんですが。翔太郎は喜んで大盛りを頼んでますけど、実は取調室のカツ丼代は、後で容疑者本人に請求書が来るのだという話を聞いたことがあります。つまりは自腹。優しい刑事さんだったらポケットマネーでおごってくれそうですけど。刃野さんは・・・・どっちでしょう(笑)しれっと探偵事務所に請求書を送ってきそう・・・。翔太郎には「(カツ丼は)冗談だ」なんて言ってましたけど、バカ正直な真倉さんは本当に注文しに行っちゃいましたよね。大盛りのカツ丼・・・・・結局真倉さんにツケが回っていそうな予感。

キャンキャンうるさい真倉刑事をカツ丼の手配に行かせて、刃野は被害者の青木幹夫という男の検死結果を翔太郎に見せて言った。
被害者はウイルスに感染して死んだ・・・と。

警察署のロビーに、亜樹子がいた。翔太郎の身元引受人として来たらしい。
袢纏にマスク、首からティッシュBOXを下げ、ゴミ箱を抱え、そしてなぜか右手にはスリッパ(笑)今週の文字は「しんどいわ!」らしいです。凄いいで立ちです。

依頼人が死んでしまった以上、探偵の仕事としては成り立たない。この件から手を引くしかない・・・という亜樹子。しかし、翔太郎は調査を止めるつもりはない。

「目の前で依頼人が殺られてんだよ。黙って引き下がれっか。
 それに・・・・・あの車は泣いていたんだ・・・。」

車が泣くわけないじゃん・・・と小馬鹿にする亜樹子を無言で押しのけ、真剣な面持ちで翔太郎は調査に向かった。

「ちょっと待ってよ!ばかーっ!!」

亜樹子の叫びが虚しくこだまする。



「なぜ馬鹿は風邪をひかないのか・・・?これは予想以上に手強い難問だ。」

フィリップは検索に没頭中。



「なんだよ須藤!急に呼び出したりして!」

あああ、霧彦さんの旧姓は須藤だっけ。ガイアメモリのセールス仲間・・根津を呼び出し、霧彦さんは冷たく言った。

「君が売ったガイアメモリが一つ無駄になったそうだね。
 ・・・・・そう、『バイラス』のメモリだ。責任・・・取ってもらうよ。」

おもむろにナスカのドライバを装着し根津に迫る霧彦。霧彦さんも細かいところで点数稼ぎしないとね。もしかして、他人の落ち度で憂さ晴らし・・・って事もないでしょうけど。
根津は必死に叫んだ。

「ままま待て!アクシデントなんだ!!それに・・・
 バイラスのメモリに関しては、特殊な事が起きている!!

バイラス=virusとは、ウイルスの事です。今回の相手はウイルスのドーパントらしいですね。



汚なwww!!!
くしゃみした拍子にウォッチャマン の携帯カメラに思いっきりツバを飛ばした亜樹子。ナチュラルで上手い芝居だと思いますがー、思わず避けるような動作をしてしまいましたよ。汚なww!

ウォッチャマン は今回の件はマジでヤバイと言う。

「危険とは常に隣り合わせ・・・それが・・・探偵の宿命さ。」

翔太郎が指にはさんで差し出した情報料の一万円札を、横から亜樹子が「依頼人もいないのに経費を使うなっ!」ともぎ取る。
亜樹子は唾飛ばしという攻撃を覚えた。HPが20下がった。みたいな。

「殺された青木って男、風都でも有名なストリートギャングのメンバーの一人です。
 特にリーダーの黒須。父親が財界の大物と裏で繋がってるとかで、
 そっち系の組織に武器横流ししてるとかっていう噂も・・・ある。」



早速黒須達ストリートギャングのたまり場に乗り込んだ翔太郎と亜樹子。亜樹子も風邪引いてるんだから事務所で寝てればいいのにww。このところフィリップと一緒だったのに、なぜ今回最悪の体調で翔太郎に同行!?

強面で柄の悪い黒須に、翔太郎は単刀直入に質問をぶつけた。

「あんたらの仲間を殺った黒い外車について知ってる事を教えてくれ。」

黒い外車・・と聞いて、黒須の手下のチンピラが顔色を変えた。動揺して「あの雨の夜・・・」と口走った手下を打ちすえ腹にケリを入れて黙らせて「その事は口にするなと言っただろうがっ!」と怒鳴りつける黒須。

「やっぱり何か知ってるようだな。」
「知らねえよ!なんも!!・・・・消えろ!」

翔太郎に銃口を突き付けて撃鉄を起こした。亜樹子が悲鳴を上げて翔太郎の腕を無理やり引っ張り、その場から逃げ出した。ギャングのたまり場の外で言い争いをしてると、黒須の手下が二人、ブツブツ言いながら出てきた。黒須に「車を確認して来い」と命じられたようだ。
亜樹子にマグナムを持った(!!)黒須を見はらせ、翔太郎は手下の二人を追った。



彼らが向かった先は、立体駐車場。会話の内容から、黒須の言っていた「車」は廃車置き場に置いてあるらしい。二人の手下、赤田と白井はそこら辺にある車を盗んで廃車置き場に行くつもりで駐車場に来たのだが、その時、目の前に止まっている車が低いエンジン音を上げ、シートから滑りだし、赤田と白井に向かって真っすぐに突っ込んで来た。あの黒い外車だ。青いヘッドライトは悲しみと怒りに満ちているように見える。

ボンネットの上に、緑色の異形が浮かび上がる。黒い車が赤田の身体を通り抜けると、彼は最初の犠牲者・青木と同様、顔色を紫色に変色させて死んでしまった。残った白井だけでもなんとか助けようと、ダブルドライバーを取りだした翔太郎が叫ぶ!

「やはりドーパントだ!!フィリップ!!」
「やぁ、翔太郎。やっと謎が解明したよ!」
「は?!何言ってんだよ!?」

緊急事態だと言うのに、呑気に「馬鹿はなぜ風邪を引かないか」の検索結果を開設し始めるフィリップ。

馬鹿が風邪をひかないのは、色々思い悩まない結果ストレスが溜まらず、風邪に対する免疫力がUPするから・・・っていう説は聞いたことありますね。医学的根拠が在るのか無いのか判りませんが。
あとフィリップのホワイトボードに「人にうつせば・・・・」って文字も書かれてましたね(笑)ひでー。

そんなのを悠長に聞いている暇はない翔太郎は、黒い妖車に追いまわされて・・・と言うより、妖車のターゲットがもともと白井なのだから本当は関係ないのに、間が悪く車の前に飛び出して巻き込まれている感じです。必死に車の屋根に飛び乗りしがみつく翔太郎。

吹き替えなしでご本人がしがみついているそうですね!最近の役者さんは結構生身のアクションも要求されているなーと思います。運動神経の良い子が多いのか、志願者が多いのか。以前は例えばだったら高岩さんが吹き替えをしてらしたんですけどね、最近はよっぽどでない限り無いですねぇ。

翔太郎がさらにのっぴきならない状況に追い込まれているってのに、フィリップはさらに検索結果の報告を続けてます。この温度差が妙に可笑しんですけど。

「ここでまた新たな謎が・・・。馬鹿はなぜ高い所が好きなのか。」

「馬鹿と煙は高い所にのぼる」→「馬鹿は高い所が好き」→「あえて危険な所へ行くのはバカだ」という三段論法はなんなんだって。いましも翔太郎が車の屋根と言う微妙に高い所にしがみついて危ない事をしているってのがまた可笑しくて。誰かに依頼されたわけじゃないのに、危ない事に進んで首突っ込んでるわけですからねー。

「え?君もしかして今・・・高い所に?(くすっ・・・みたいな)」

はっと思い立って、翔太郎は運転席を覗き込んだ。そこには青白い顔をした一人の男がいた。屋根の上の翔太郎に気付いてわざとコンクリート製の柱に激突し、翔太郎を振り落とし、なおも執拗に白井を追いかけていく。翔太郎はバットショットを飛ばし、運転している男の写真を撮った。

「がたがた言ってんな!行くぞ!」
「しょうがないな。」

サイクロンジョーカーに変身して、白井を助けに駆け付けたWが、妖車の前に立ちはだかり、白井を逃がそうと声をかけた時!脇からナスカが現れて、サイクロンジョーカーを突き飛ばし、戦いを仕掛けてきた。

「またお前か。」
「あのドーパントは私にとって貴重なサンプルだ。・・・・・邪魔しないでもらおう。」

根津が売ったバイラスのガイアメモリに、一体どのような”特殊な事”が起きているのか、それはまだ伏せられたままですが、霧彦さんは不始末を仕出かした根津を始末して小さな点数を稼ぐより、その”特殊な事”を利用して大きな手柄を得る方を選んだようです。
それにしても、他に優先させたい事があって余裕がない時のWのアクションがドタバタしてるっていうのが、細かいと言うか何というか(笑)

白井は立体駐車場から飛び出し、何とか妖車から逃れようと死に物狂いで駆けていく。しかし黒い妖車は4階からダイブして、ターゲットを執拗に追いかけ、遂に白井も捕えたのだった。紫に変色して崩れ落ちる白井・・・。

早く決着をつけて白井を助けに行きたいWは、早々とマキシマムドライブ・ジョーカーエクストリームを発動。これでとどめをさせるはず・・・だった。
ところが、ナスカの自在に伸びるマフラーに捕えられ、必殺技を返されてしまった!!
動揺する間もなく、聞こえてきたキュキュキュ・・・というタイヤの音と、エンジンの音に階下を覗くと、走り去る黒い外車が見えた。

「しまった!!」
「ガイアメモリの想定外の特性・・・これは間違いなく私にとってのチャンスだ!」

ほくそ笑んで姿を消すナスカ。敵も倒せず、白井の命も救えず・・・。拳を叩きつけて悔しがるW



バットショットが撮影した写真から黒い外車を運転していた男の身元が判明した。
山村康平(18)。フィリップの検索によると、一週間前、彼の姉がひき逃げ事故に遭い、今も意識不明の状態なのだ。

「まさかその犯人が・・・!」
「そう。おそらく黒須達4人が。」

あの雨の夜、山村康平は現場から逃げ去る黒い外車と、乗っていた彼らの顔を覚えていた。当然山村は警察に届けたのだろう。しかし、警察は証拠不十分で逮捕出来なかった。
黒須の父親の力が動いたのかも知れないですね。
だから山村康平は自らがドーパントとなって、黒須達に復讐している・・・。
翔太郎とフィリップはそう読んだ。



「あと一人だよ・・・・姉さん・・・。」

ガードレールにぼんやりと座り、山村康平はつぶやいた。
ハードボイルダーから降り立った翔太郎が山村に近づき話しかけた。

「俺は左翔太郎・・・君を止めに来た。 
 黒い車・・・・・君がドーパントなんだろう?」

復讐なんてよせ、君の姉さんもそんな事を望んでいない・・・・翔太郎の言葉にはっと息を飲み俯いた山村は、絞り出すように言った。あんたになにがわかるんだよ・・・・と。

あの晩、山村の姉をはねた黒須達は、「やっちまったもんはしょうがないだろ」と、笑いながら平然と走り去っていたのだった。意識の無い姉を病院に運ぶでもなく、救急車を呼ぶでもなく。

「あいつらだけは・・・許さない・・・!」

そういって駆けだした山村は、ちょうどバス停に停まったバスから降りてきた顔見知りらしい男に、「助けて!」と翔太郎を指差した。湯島・・・と呼ばれたその男は翔太郎に組みつき、その隙に山村はバスに飛び乗って行ってしまった。
湯島は、ひき逃げされた山村の姉・幸の婚約者だった。彼女の職場である食堂で知り合い、3ヶ月後に結婚することが決まっていた。両親を幼いころに無くした山村にとって、唯一の肉親だった姉・幸の結婚は、山村にとって喜びであり幸せであった。その幸せが踏みにじられたのだ。
彼の憎しみはいかばかりか・・・。

翔太郎のスタッグフォンが鳴った。電話は亜樹子からだった。
すっかり忘れてましたが、彼女はあれからずっと、黒須に貼りついていたんですね。そうでしたそうでした。あの後店を出た黒須は、何やらヤバイ事になってるようです(亜樹子談)
廃工場にバリケードを築き、機関銃片手に誰かに向かって喧嘩を売ってるようです。

「来るなら来い!このクソガキがぁぁ!!・・・返り打ちにしてやんよ。」

その時、どこからともなく轟音が近づき、トタンを破ってあの黒い外車が姿を現した。
「きやがったな・・・!!!」

黒須は妖車に向かって機関銃を乱射する!
これなんだろー。M60?機関銃ってそれとM16くらいしか知らないし。

電話の向こうから亜樹子の悲鳴と機関銃の轟音が聞こえる。
翔太郎は急いでハードボイルダーに飛び乗った。



黒須の攻撃に動きを止めた妖車。満足げに笑う黒須。しかしまだ死んではいなかった。運転する山村の雄叫びと共に再び青いヘッドライトが灯り、煙を吐きながら黒須に向かって突っ込んで行く。

現場に急ぐ翔太郎にフィリップが問いかける。

「一つ聞いていいかな?・・・黒須って男は、僕らが救う価値があるの?」

黒須は風都にとって有害以外の何者でもない。山村康平の事情を思うと、このまま復讐を完遂させてやっても構わない。それが自然じゃないか・・・。
そうかも知れない。翔太郎もそう思う。でも。

「でも俺は黒須を守る。
 たとえ人間のクズでもこの街の人間だ。殺させるわけにはいかねぇんだよ。
 ・・・それに、復讐なんかで康平の悲しみは消えやしない。」

「ハーフボイルド・・・。とても不合理だけど、君らしい答えだ。」

不合理な答えでも、フィリップは受け入れる。翔太郎のハーフボイルドさ加減もひっくるめて、『相棒』なんだなーと。上手く言えませんけど。ハードボイルドって、言葉で表現しようとするとクサくなるんですよね。ハードボイルドの良さが消えちゃう。難しいなぁ・・・。1年の放映期間に上手い言葉を見つける事が出来るかなぁ。



黒須の恐怖心を煽っていたぶるように、黒須の周りを回る黒い外車。この期に及んで黒須は「あの女がボーっと突っ立ってるから!」とか「俺のせいじゃない!」とか、「俺は悪くない!」とか。見苦しい男です。追い詰められ、ヘナヘナと尻もちをついた黒須を見て壮絶な笑いを浮かべる山村。妖車は不気味なドーパントの影を纏いながら、真っすぐに最後のターゲットに向かって突進を開始した。

その妖車を後ろから飛び越し、間一髪で妖車を止めた

「キタww!!正義の味方!!!」

亜樹子がホッとしたように叫ぶ。

「待たせたな!」
「どうして・・・どうして邪魔するんだぁぁぁ!!」

ワタワタとその場を逃げ出す黒須。悔しそうに絶叫する山村。翔太郎は山村に語りかける。

「一番大切な人を奪われた・・・その気持ちは俺にもわかる。
 だからこそ、殺らせるわけにはいかねぇんだ!!」

翔太郎の言葉は山村には届かない。ならばお前からだ・・・と、に向かって突っ込んでくる。サイクロンメタルにチェンジしたWは妖車に向かって走り出し・・・。
バイクで車を足払いしたww!なんて豪快な!

横転した妖車は山村の妄執に呼応するようにドーパントのの影が重なり、再び走り出す。車軸が曲がり、フロントガラスが砕け、それでもボロボロの車体を引き摺るように、黒須を追って外に出た。
しかし、そこにはリボルギャリーが待ち受けていた。ハードボイルダーはハードタービュラーに形態を変え、緑色のドーパントの影が出現した黒い妖車に対峙した。

「あの状態になった時、ヤツはすり抜けた相手をウイルスに感染させる。
 このまま突っ込めば・・・・俺達も・・・・。」

翔太郎はその場面を3回も目の当たりにしたのだ。躊躇う相棒にフィリップが励ますように明るい声をかけた。

「翔太郎、君なら大丈夫!」
「なぜそう言い切れる!?」
「馬鹿は風邪をひかない。」
「あ、なるほど〜・・・。」

オイww!どういう意味だ〜!とツッコミを入れる間もなく急発進するハードタービュラー。問答無用でアクセル全開させたのはフィリップの方ですね。ヒートメタルにチェンジして妖車に挑む!
マキシマムドライブ・メタルブランディングで真っすぐに妖車に突っ込む。人もの命を奪った黒い外車は炎をあげて遂にその動きを止めた。運転席から投げ出された山村康平は意識を失っている。

「ドーパントを形成するのがウイルスなら、熱に弱い。その可能性に賭けてみた。」
「それでヒートか。さすが相棒!」

なるほど、さすがフィリップですね。理論的です。Wって右脳を翔太郎は、左脳がフィリップ担当・・みたいなコンビですねぃ。
自分を狙う黒い外車が炎上したのを見て、物陰から姿を現した黒須は、急に強気になって倒れている山村に悪態をついた。

「ザマアミロ!この野郎!」

そしてWに向き直り、「ありがとな、誰だか知んねぇけど。」と声をかけた。そんな黒須に忍び寄る緑の影・・・・・・。

黒須の後頭部に亜樹子のスリッパがクリーンヒット!スッパ〜ンとな。いい気味・・・なんですが、私は黒須がちゃんと「ありがとう」を言えたって事だけは褒めてあげたいと。息子らを育てるのに、「『ありがとう』と『ごめんなさい』は大事な言葉だよ。決して忘れちゃいけないよ。」と教えて来たもんで。

ふんっ!と悶絶する黒須を一瞥し、に駆け寄った亜樹子は

「結局・・・なんとか守っちゃったね。」

と呟いた。Wは倒れている山村に歩み寄る。・・・と、その時、フィリップがある事に気付いた。

「ガイアメモリが無い・・・!」

確かにドーパントを倒せば身体から排出されるはずのガイアメモリが見当たらない。

「ドーパントの正体は、山村康平じゃない・・・!」

ケェェ・・・!という奇声に驚いて見ると、ボンネットにぼんやりと浮かび上がっていたドーパントが、遂に実体を現した!バイラス・ドーパント、こいつの正体はいったい誰なのか?!



「ドーパントの正体は、山村康平じゃない・・・!」・・・と言った時はフィリップそのもので、「あ?!」と振り向いた時は、まるっきり翔太郎だったなぁと感動してしまいました。

ところで、今回のゲストキャラ、ストリートギャングのリーダー・黒須は、9年前はギンガマンでギンガグリーン・ハヤテでしたね。あの爽やかでクールなハヤテがwww!と気付いた時は衝撃でした!いや、ワイルドになられて、正直「ホントかい・・・」と思ったんですが、サングラスを外した時の目が、「ハヤテだ〜!」と。このところ、SHT・OBの懐かしい方々をあちこちで見かけますね!他のドラマはもちろん、CMさえも目が離せないですよね。


コメント
この記事へのコメント
犯人が山村であるとミスリードさせる作りがやはり探偵物っぽいですね。
まあ車そのものの怪人(ドーパント)というのはおかしいので、
本体がいるとは思って観てましたけどね。
Wは犯人はあまりひねってないので、おそらく湯島(姉の婚約者)が真犯人なんでしょう。

ハードボイルドは存在そのものがハードボイルドで、
口に出したらそうでなくなる気がします。
個人的に口に出さず行動で示すのが
ハードボイルドじゃないかと思ったり。
(あとは基本的に1人で行動するとか。)
翔太郎はしゃべり過ぎるし2人で一人前だからハーフなのかな?
私的にはゲームの『神宮寺三郎』がハードボイルド探偵の
イメージです。

名護さ…霧彦さんはやっと少しは汚名挽回…もとい返上できましたかね?今回失敗したら奥さんにどんな仕打ち受けるかわからなかったら良かった^^……と何故か主人公より霧彦さんを応援してしまいましたwしかし、Wの必殺技を破るなんて意外と強いんですねナスカ…。
Wは安定して面白いですね〜。来週の完結編も楽しみですね。

ところで関係ないのですが、
当ブログのアクセス解析で訪問者がどんな検索ワードで
来たかわかる機能があるんですが、
『高岩成ニ スリーサイズ』で検索してきた方がいました。
高岩さんのスリーサイズ知ってどうするんでしょうかねw
2009/11/25(水) 00:05:48 | URL | 白いの #-[ 編集]
こんばんわ、白いのさん!
前回のエピソードといい、今回といい、前編で犯人が明確に判らないようになってますねぇ。仰る通りホントに探偵物っぽくなってきました(^^)犯人は・・・やはり湯島・・・かな?

>ハードボイルドは存在そのものがハードボイルドで、
口に出したらそうでなくなる気がします。

そうなんですよね!そうそう!言葉じゃないんですよね。言動とか行動とか、そのものがハードボイルドと言うか何というか。説明しようとしても「コレだよこれ!わかんねーかなー!!」としか言えないです。ああ、もどかしい。
『神宮寺三郎』は私はやった事が無いのでわからないのですが、私にとっては・・・なんだろう?考えときます(笑)

霧彦さんは今回は悲惨な目に合わなくてよかったですよね。いやもう、ホントに「頑張れ!」って思っちゃいますもん。の必殺技を破ったナスカ。本当は実力があるのに、プライドも自信も削ぎ落されて行くのは忍びないですよね。いつか化けると信じてます。見返すんだ!鬼嫁を!全国の鬼嫁を持つ旦那さま方の希望の星となれ!霧彦さん!

>『高岩成ニ スリーサイズ』で検索してきた方がいました。

wwwww(笑)ヒーロービジョンという雑誌にインタビューとかが載ると、プロフィール欄にスリーサイズや靴のサイズが載っていたりしますね。多分ですが、プレゼントに服を贈ろうとしている方などが、サイズの目安にされたりするのかな?これからクリスマスがやってきますしね。そんな所じゃないかと。
2009/11/25(水) 01:06:10 | URL | ノラ #CEDwTw6k[ 編集]
おはようございます
今週のSHT>
スピルバーグの『激突』かな。
何方も『車に追われる恐怖』が、描かれていましたので。

W>
長谷川圭一氏、脚本陣に参加。『ゲゲゲの鬼太郎第5期』を意識した、
ホラータッチのエピソード。此方は、もろ『激突』な展開。
車がドーパントかと思ったら、怪人は別に居た。

未完に終った『鬼太郎第6期』の再開と『シンケンジャー』に鬼太郎を彷彿させる、
はぐれアヤカシの登場に期待。アヤカシ残り枠は、砂掛け婆とネコ娘。
座敷童子。かわうそ。呼子。小豆洗い。ろくろ首。アマビエもいましたね。

『外道でも、街の仲間は護る』と呟く翔太郎の心意気。
それとは対照的に、私心剥き出しでリベンジに奔走する霧彦。
両者の顛末も、今後のシリーズ見処か?

次回、情報屋大集合。
2009/11/25(水) 04:47:38 | URL | M NOM #-[ 編集]
おはようございます、M NOMさん!
もシンケンジャーも車に追っかけられてましたねぇ(^^)共通項を見つけるもの、毎週のひそかな楽しみになってたりして。

長谷川圭一さんは、ウルトラマンシリーズも何本か手がけてらっしゃるんですよね。ハードなお話が多いとか。今回のも、途中でこれは子供番組なんだって事を失念しそうになりました。
ちょっと都市伝説にありそうなホラーなエピソードですね。
こう言うのは嫌いじゃないので、後篇の展開が楽しみです(^^)
風都には情報屋は何人いるんでしょうね。これでフルメンバーなのかな。
霧彦さんの園崎家での失地回復ひも声援を送りたい・・・!頑張れ!霧彦さん!

鬼太郎、途中まで見ていたんですが、そうですか、未完のまま終わってしまったんですか。2年目の四十七士になってから見てないんですが。やはり妖怪はつるんじゃダメだと思いました(^^;)
wikiで見たら、のメインライターの三条陸さんも参加されているんですね。
2009/11/25(水) 11:25:42 | URL | ノラ #CEDwTw6k[ 編集]
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コンビって素敵な言葉だなって思った
2009/11/25(水) 14:04:15 | Life is good