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侍戦隊シンケンジャー 第34幕 『親心娘心』

「つーかーれーたっ!!もうww!!」

しょっぱなっからすいません。千明の言い方があまりにも可愛かったもんで、ついお母さんモードになってしまいました。

シンケンジャーの面々は日課の朝錬を終えて戻ってきたところでしょうか。今日は、かなり気合いがと流ノ介。相当しごかれたんでしょうかね>千明。
彦馬さんが少々慌てたように茉子を呼びとめ、座敷の方に引っ張っていく。

「おお!茉子!待っておった!
 お前に客だ!まままま、とにかく!さぁさぁ!」

その客の顔を見た途端、言葉もなく目を丸くして息を飲む茉子。
その男性は優しく微笑んで呼びかける。

「茉子・・・。」

固まったまま立ち尽くす茉子に歩み寄った男は、満面の笑みで茉子の肩を抱き、本当にうれしそうに語りかけた。

「久しぶりだなぁ!元気だったか!?こんなに綺麗になって・・・!」

この男は一体茉子の何なんだ・・・?怪訝な顔をして見守る仲間たちを、茉子の肩越しに見やり、ニコニコと進み出て礼儀正しく頭を下げ、男はこう名乗った。

「初めまして!私、茉子の父親の白石衛です。」

突然の茉子の父の登場に思わず素っ頓狂な声を上げ、会釈はしたものの、キチンと挨拶を返すのも忘れてますね。これまで茉子の過去は明らかになってませんでしたし、そらビックリですよね。

「そしたら、前のシンケンピンクさんですか?」

コトハの天然な一言に、今度は衛が素っ頓狂な声で聞き返し、そして可笑しそうに笑う。

「まさかww(笑)前のシンケンピンクは私の妻・・・つまり茉子の母親です。ははは。
 私は侍でもなんでもありません。しがない婿養子です。」

やっぱり婿養子でしたかw!白石家と花織家は、代々女性が後を継ぐ家系なんですね、やはり。
余談ですが、女当主の家系は強いとどこかで呼んだことがあります。なぜなら、父親が誰であろうと、自分の腹から生まれた子は必ず自分の子だから、後継ぎは常に直系で、妾腹の子…というのもありえないし。女だけが「この子は私の子」と確信出来るんですよね。・・・・という世のお父さんたちにはホラーなお話。

与太話はともかく。
突然の父親との再会に茫然としていた茉子がようやく気を取り直して、「どうしたの?急に」と問いかける。ようやく声が聞けた・・・とホッとしたように微笑んで、衛はとんでもない話を切り出した。

「お前を迎えにきたんだ・・・茉子。シンケンジャー辞めて・・・
 一緒にハワイに行こう!!」
「え?」

今日のシンケンジャーは冒頭から畳みかけるように「え?!」の応酬ですね。
テレビを見ながら、私も一緒に「え?!」の連発でした(^^;)

これまで語られなかった茉子ちゃんの過去が遂に明かされます。


シンケンジャーを辞めて、一緒にハワイで暮らそう・・・・。父の真意をはかりかねて、茉子が怪訝そうに尋ねる。なぜいきなり・・・?
ずっと離れ離れに暮らしていたが、親子なんだから一緒が良い・・・。それに、茉子を迎えに行こうと最初に言いだしたのは、お母さんなんだ。

「お母さんが・・・?でも・・・だって・・・。」

お母さん・・・と聞いた途端に茉子の表情が曇る。脳裏に浮かぶ幼い日の記憶。
裕福そうな家ですね。半泣きになりながら階段を駆け下りて、幼い茉子が一生懸命追いかけたのは?
つらそうに目を伏せ動揺する茉子の様子に、千明がなんか言いたそうに足を踏み出し丈瑠に止められた。これは親子の問題、他人が軽々に口を挟むことではない。しかし。
侍も職業の一つと考えれば辞めるのもアリだろう、茉子が抜けた後は衛の会社で後方支援をしましょう・・・と、茉子の意思も聞かずに話を進めようとする衛。
茉子にシンケンジャーを辞められても困るし、かといって親子の問題もデリケートな問題。彦馬さんも戸惑っています。ハワイの黒子って言われても・・・。
・・・・・ハワイの黒子ってのは、こう・・・・・半袖・半ズボンにビーチサンダルとか・・・?
肌は自力で焼いて黒くするとか?想像すなって話ですね、スミマセン、つい。

「ちょっと待って!勝手に決めないでよ!!」

黙って聞いていた茉子が、たまらずに声を荒げたその時、スキマセンサーがアヤカシ出現を告げて鳴り響いた。場に緊張が走り、現場に向けて出陣するシンケンジャー。

「とにかく、辞めるなんてないから。」

茉子も父親にレイを突き返して仲間と共に部屋を飛び出してゆく。
「やっぱり・・・・唐突過ぎたかなぁ・・・。」



【襲われる学校】
アヤカシは街の小学校を襲い、次々に子供たちを攫っては隙間に消えていく。

この間、Gロッソでシンケンジャーショー観た時に、間近でナナシ連中観たんですが(なにせ、目の前の通路の、手を伸ばせば触れるくらいの距離でゴールドと戦ってましたし。)ナナシって物凄くゴツくてデカくて怖い顔してるんですよね。剣もとげとげして刃も肉厚でデカイし。小さなお友達は、本当に恐怖にひきつった顔してましたし。
撮影とはいえ、子役の子たちは怖かっただろうなーなんて思いながら見てました。

駆けつけてきたシンケンジャーと、教室の中で立ち回り。この狭い空間で激しいアクションって、迫力が増しますね!教室という見慣れた空間で繰り広げられるバトルってのがまた、アヤカシの恐怖を身近に感じられて臨場感が増しますよね。自分とは関係ないと思っていた非日常が身近にある日常と重なった途端にそれまで感じなかった恐怖を感じたりします。

2階からの飛び降りをアオリで撮ったシーンがカッコよかったです!ここ、本当の朱学校ですよね・・・。校庭に遊具あるし。いいなあ・・・。近所でロケしてくれないかなぁ・・・。
とにかく、教室、校庭、遊具・・・学校を全部丸々使ってのアクションが迫力もあったし、面白かったし、カッコよかったです。特に遊具!
流ノ介の・・・あれはなんていう遊具なのか分かりませんが、パパッと駆け上がって飛び降りる流ノ介、滑り台を滑る力で左右のナナシを斬り捨てるコトハ。何といっても千明!というか蝙蝠男・竹内さん凄いです!あれって、本当に演ってますよね。カッコいいです!もっと見たいです!

子供たちを逃がして、追いかけてきたナナシに応戦する茉子の耳に、『助けて!』と絶叫する子供の声が聞こえる。振り向くと、いましもナナシが子供を抱えて隙間に帰っていくところ。とっさに近くのブロックに仕掛けてあったスキマセンサーをもぎ取り、子供のポケットの中に放り込んだ。

学校を襲撃したナナシ連中を総て片付けたシンケンジャー。しかし攫われた子供たちの行方は分からない。しかし、茉子の機転で攫われた子供の一人にスキマセンサーが付いている。そのセンサーを追えば子どもたちの居場所が分かるかも知れない。センサーの追跡は彦馬さんが引き受けた。

「茉子。お父さん・・・帰られたそうだ。」
「ああ・・・・そう。」

複雑な表情を浮かべる茉子・・・。心配そうに見つめる仲間の視線を避けるように鉄棒でくるりと回る。事情を知らない源太が戸惑い気味に尋ねても、茉子は奥歯に物が挟まったようなことしか言わないし、他の仲間は腫れものを触る様に何も語らない。
何でも言ってくれよ!力になるぜ!・・・源太の言葉に寂しそうな笑みを浮かべる茉子。

「あれか?!親父さんが夜逃げし(ry 」
「源ちゃん!源ちゃんちと一緒にしなぁいの!」

そういえば威勢が良くて明るいキャラなのですっかり忘れてましたけど、源太も結構ハードな人生を送ってきたんですよね。そうでしたそうでした。千明の噛んで含めるような言い方が好き。アクの強いメンバーの中にあって、千明は他のメンバーの扱いがだんだん上手くなってきましたよね。観てると全員と無理なくうま~く付き合っている印象です。



【三途の川・六門船】
子供たちを攫ってこの世に賽ノ河原を作る・・・。それが今回のアクマロの謀略。

  人積んではは父の為、蓋つつんでは母の為。

賽の河原では、親よりも先に死んだ子供たち(一説によると10歳に満たずに親より先だった子供たちなのだとか)が、親を悲しませた・・・というもっとも重い罪を犯した罰を受ける為に、賽の河原に石を積むのだそうです。一つ一つ石を積み上げ塔が出来上がると親の供養になるけれど、全部積み終わる前に鬼がやってきて、せっかく積んだ石を崩してしまう。子供たちは泣きながら、延々と石を積み続けるのです。・・・・・もっとも、最終的には子供たちの魂は地蔵菩薩によって救われるのだそうですが。

アクマロは現世で攫った子供たちをい個所に集めて石を積ませ、それをナナシ連中に崩させて賽の河原を再現しようとしているのだった。

「人の世に人の世ならざる場所を創り出せば・・そこにも隙間が生まれ
 おのずと三途の川の水が溢れるかと・・・。」

攫ってきた子供たちには「石を高く積めば親のもとに帰れる」と信じ込ませ、積ませた石をナナシに崩させて、そうやって子供たちの絶望が満ちた時、人の世と人の世ならざる場所の隙間に・・・三途の川の水が引き込まれて流れ出す・・・!

「へぇ・・・・・理屈だけって気がするがね。」

シタリは相変わらずアクマロにそっけない。ドウコクは、注がれた盃を飲みほして、「まあいい・・・」と口を開く。三途の川の水がありゃあ、俺もこの世へ乗り出せる・・・。アクマロの作戦に満足しているかのような穏やかな口ぶり。しかし、再び注がれた酒をあおってアクマロを見据えたドウコクは凄味をまとっていた。

「だがよ。その理屈に十臓と大夫は関係あるのか?」

やはり十臓と大夫はドウコクの地雷なんでしょうかね。冷酷に細められた目の奥に殺気を感じました・・・・って、ガワなんですから表情は変わらないはずなんですけどね。そう見えるから凄いです。
アクマロはいつの間にか腕の立つ二人と通じている・・・慌てるシタリ。

「ほほほ、お見通しとはさすが。
 腕の立つ者が必要になる時もござりますれば、
 どうかお許しの上、お認めくださいませ。」

水面下で動いていたことがドウコクにばれているというのに、アクマロは慌てる風もなく平然と言った。これまでアクマロがどう動こうと、ドウコクは「まあ、いい」の一言で済ませてきた。だからアクマロも高を括っていたのでしょうね。まんまとドウコクの信頼を手に入れたと勘違いしてしまったのかも。

「これからはソイツを先に言う・・・ってのを覚えておけ。」

逆手に持った刀を半分抜いて立ち上がり、アクマロの前に立ったドウコクは、アクマロの足の甲に無造作に刃を突き立てて、凄味のある声で「なぁ?」と念を押した。

激痛に崩れ落ちるアクマロ。

「ああ…あ・・・ありがとう・・・ございます・・・。」

ドウコク怖っ!!怖いけどカッコいいなぁ・・・・って、先週も同じこと書いた気がする・・・。
いやだって、ドウコク本当にカッコいいし。



鍔鳴りがする半分折れた裏正を眺め、忌々しそうに呟く十臓。

「アクマロめ・・・いつまで待たせる・・・!!」

先週、牛折神を手に入れるのに力を貸せば裏正と大夫の三味線を直すと約束したのに、まだ未払いのようですね。
「裏正を元通りにしたければ、黙って待て。」
それがアクマロの伝言なんでしょう。最初から足元を見られている事は承知の上・・・という大夫。もう一度裏正を振えるならば・・・と言いながらも、苛立ちを募らせる十臓。折れた裏正の一刀で岩が真っ二つ・・・・さすが妖刀。
十臓の狂おしい程の欲望が積もり積もって膨れ上がり、出口を探し求めている様な狂気を感じますね。ニタリ・・・と笑った顔がぞっとするほど。



ぽつり、ぽつりと、茉子は自分の過去を仲間たちに話しています。

仙台のシンケンピンク…茉子の母は、ドウコク封印の戦いの後、父と一緒にハワイに移住し、茉子は侍になる為に日本に残り、祖母に育てられた。侍の稽古も全部祖母から・・・そうか、茉子の祖母なら先々代のシンケンピンク!
ドウコク封印の後、茉子は5歳くらいの頃から、両親と別々に暮らしていたことになる。
仕事で時折帰国する父とは弾に会っていたけれど・・・・母とは。
やはり母親の話になると顔を曇らせ、言い淀む茉子。

その時、小学校の校門の前に1台の車が横付けされ、中から茉子の父・衛が降り立った。先ほどのジャケット姿とは打って変わったアロハにビーサンのハワイアンスタイルに一同唖然。
衛さんは茉子を連れ帰ることをまだ諦めたわけじゃなかったんですね。今度はハワイの素晴らしさを伝えて、茉子をその機に差せる作戦に出たようです。運転手さんがアロハにレイをかけて物凄くラフな格好なのに、しっかり白手袋を着用なのが笑えました。
父のハイテンションに「何言ってんの?」とあきれ顔の茉子ちゃん。

丈瑠のショドウフォンに彦馬さんから連絡が入った。茉子が攫われた子に付けたスキマセンサーが、見つかったものの、攫われた子供の姿はないらしい。途中で落ちてしまったものか、見つかって捨てられてしまったものか・・・。とにかくその周辺を探すしかないと、急ぎ現場に向かうシンケンジャー。
仲間と共に走り出した茉子を、父が呼びとめる。

「茉子!!お母さんが本当にお前を・・・!!」

お母さんが・・・・?!思わず足を止めた茉子。しかしその時、自分の子供を攫われた親たちの悲痛な叫びが聞こえてきた。「うちの子供が化け物にって・・・!!!」手掛かりがつかめないと聞いて泣き崩れる母親、先生に詰め寄る父親。

「行くぞ」

丈瑠の声に強く頷いて駆け出す茉子・・・!



廃工場に集められた子供たち。不安と恐怖の中、泣きながら石を積む。

子供たちを探していた茉子は、根性の中から漏れ聞こえてくる子供たちの泣き声に、そっと中を窺い子供たちの姿を確認して、仲間たちに連絡を入れる。

その時、一人の少年がナナシ連中の隙をついて外へ飛び出してきた。しかし後を追ってきたナナシ連中にすぐに取り押さえされそうになっている。少年を助けようと無我夢中で飛び出し、ナナシの太刀を腕に受けてしまった茉子。

出陣した茉子を追って、父・衛も車で廃工場に乗り付けてきた。
シンケンマルでナナシ連中を斬り捨て、少年を車の方に押しやる。

「逃げて!!早く!!」

すぐさま衛は少年を車に乗せ、怪我をした娘に駆け寄った。

「お父さん・・・どうしてこんなところまで・・・!!」

「ほほほ!よぅここがわかったこと。が、一人ではとても・・・。」

ナナシ連中を従えアクマロが姿を現した。シンケンマルを構える茉子を後ろに庇おうと、衛はズイと前にでる。侍の修行もしていない身でも、娘を守りたい父の姿があった。
ならばもろとも・・・アクマロの号令をかけた刹那、飛んでくる折神たち。駆け込んできた丈瑠たちが変身し、外道衆とのバトルが開始された。
廃工場の中からは、コトハと源太が攫われていた子供たちを誘導して出てきた。
せっかく捕えてきた子供たちを逃がされて、用心棒を付けておけば…歯噛みするアクマロがコトハと源太に襲いかかる。

アクマロは強い。シンケンジャー5人がかりでも戦況は押され気味だ。仲間のピンチに駆け出す茉子を、衛は必死に引きとめる。

「待て!茉子!」
「ほっとけるわけないでしょ!!」

揉み合いの末に茉子に突き飛ばされた衛が、身体を強打して倒れ込む。父のうめき声に足を止め、振り返る。

「お父さんはなんとも思わないの?!」

子供を心配する親たちを見ていたじゃない!同じ親じゃない!!
幼い茉子を置いてハワイに移住してしまった両親の愛を、茉子は信じられなくなっているのかも。学校で化け物に攫われたわが子の身を、気が狂いそうになって心配する子を思う親心が、父・衛にもあって欲しいと…そのかけらでも見つけようと必死なのかもしれないです。茉子にとっては親の愛を信じられるかどうかという、瀬戸際の大事な問いかけなのだと思いました。

「そうだ。親だよ。親なんだ。
 自分の子供を安全な場所に避難させたいという…身勝手な親だ!
 茉子・・・!それはお母さんも同じなんだよ!!」

父の口から語られる親の愛。潤んだ大きな目を伏せて戸惑う茉子は、幼い頃から心の中にあった想いを父にぶつけた。

「だったらどうして・・・!あの時…私も一緒に・・・!」

置いていかれたと思った。
最後までお母さんは・・・私の事なんて目に入らなくて・・・。
だからずっと一人で侍になる為に・・・・・。
今になってどうして・・・!! 

「連れて行きたかったよ!おまえも!」

茉子を真っすぐ見つめて父はあの時の事を語り始めた。

ドウコクを封印した戦いで、茉子の母は心身ともに傷つき、自分の事で精いっぱいの状態だった。
白石家はシンケンピンクとして志葉家に仕える家系ならば、後継ぎの侍、茉子を祖母が手放すはずがないですもんね。事は白石家だけの問題ではないですし。おばあさんも心を鬼にして・・・だったんじゃないかと思いたい。親の分まで大事に茉子を育てたんでしょうね。
茉子の母の状態もよほど深刻なものだったんでしょうねぇ。娘を置いて日本を出なければならないほどに。究極の選択だったでしょう。
そんな事情を知る由もない茉子も親に捨てられてと思い深く傷ついた。
切ない話です。皆愛し合っているのに。

仲間がピンチに陥っている。茉子はキッと父を見つめきっぱりと言った。

「私、侍は辞めない!
 お父さんたちの事を恨んでるわけじゃないし、後悔もしてないから。

 ただ・・・・あの時。・・・・・ただ・・・!!」

脳裏から離れない、遠ざかる両親の背中。
それを振り払うようにシンケンマルを抜き、外道衆の真っただ中に斬り込んでいく茉子。
群がるナナシを粉砕し、シンケンピンクに変身する茉子。アクマロを相手に見事な剣さばきで渡り合う。

「茉子!」

丈瑠が投げたインロウマルでスーパーシンケンピンクにチェンジし、真・天空の舞が炸裂し、遂にアクマロを地に跪かせたのだった。

「な・・・なんという女・・・!!」

娘の戦いぶりをはらはら見守っていた父は安心しホッと溜息をつく。
現世に賽ノ河原を創るという企みが潰えた事を悟ったアクマロはさっさと作戦に見切りをつけ、巨大切神をシンケンジャーにけしかけて、自分はさっさと姿を晦ました。

巨大切神と大ナナシ連中、そして大ノサカマタの皆さんによる組み体操です。

茉子がシンケンオーを、丈瑠は牛折神を召喚し、巨大外道軍団に立ち向かう。
シンケンオーが牛折神に飛び乗った!なんだか騎馬戦の様相を呈してますね。シンケンジャーチームは馬じゃなくて牛ですけど。

あっという間に大ナナシをやっつけて一息つく間もなく、強力な火の玉を吐く大ノサカマタが襲ってきます。そこへ源太のダイカイオーも合流し、牛折神は猛牛大王に変形し、3体で外道衆に立ち向かうシンケンチーム!大ノサカマタの火急を弾き返して、まずは大ノサカマタ2体を撃破!
そして、3体の侍巨人のそれぞれの必殺技が、残りの3体にとどめを刺した。

勝利の一本締め、これにて一件落着!!



茉子を連れ帰る事を諦め、ハワイに帰る父を茉子が見送る。
遠くで仲間たちもじっと見守っている。

「お前の気持ちはお母さんに伝えたよ。戦いぶりもな。」
「お母さん・・・なんて?」
「ん?・・・・自分で聞いてみるといい。」

父の後ろには車いすに座った母の姿があった。
目に涙を浮かべ茉子の手を握り、震える声で詫びる母。
 
「茉子・・・あの時、一人にしてごめんなさい・・・。
 でも、あなたを忘れてたわけじゃないの・・・!」

ずっとあなたを想わない日はなかった・・・ごめんね・・・と泣く母の涙と、強く握りしめられた手のぬくもりが、あの別れの日から今日までの茉子の心の隙間を埋めていく。

「おかあさん・・」

幼い子供のように母にしがみ付き、泣きながらいつまでも母を呼び続ける茉子。
私はお母さんに、お父さんに愛されていたのだと、茉子は長い年を経て、ようやく心から信じることができたのだなと思いました。

抱き合って泣く母子を見つめる父の優しい眼差しも暖かいですね。




親子の話は身につまされるというか、ちょっと弱いです。お父さんが言った「親だから、子供を危険なところから逃がしたい」という気持ちも、物凄く良く分かるし、母の後悔を思うと心が痛くなります。
そして幼い茉子がどれほど深く傷ついたか想像するだけで、もうダメです。
だから最後、笑顔で見送る茉子ちゃんと、嬉しそうな両親のホッとした顔に、心底良かったなぁとしみじみ。

さすが長石監督ですね。たっぷり泣かされました。
現場はお祭り騒ぎだったらしいですね。久しぶりの長石監督の戦隊復帰で。エンドロール見て、「あ、本当に深沢勝也監督が『監督補』にお名前を連ねてらっしゃる!とびっくりしてみたり。さすがにローテーション監督だし助監督じゃないんだーと(^^;)

そして伊藤かずえさんだし!!わお!茉子ちゃんのお母さんが伊藤かずえさんってピッタリだなーと感激してしまいました!
お父さんの冨家規政さんは渋いし、おひげだし。ストライク
いやー、素敵な御両親ですね!!



さて、来週のシンケンジャーは、流ノ介の歌舞伎がらみのお話ですね。ちょっとナーバスな流ノ介が主人公のようですね。
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第34幕感想

ノラ様、お早う御座居ます。
大物ゲスト回で盛り上がった、茉子編。人格形成の片鱗が伺われた感動回。
先週の榊原の爺といい、茉子父といい「侍の世界観」をバックグラウンドに持たない、
凡人の心情が浮かび上がっていましたね(或る意味、視聴者寄りの目線)

子供を攫って、賽の河原を現世で再現させるアクマロ。外道の本領発揮。
攫われた子供の安否を尋ねる、母親達の姿がリアルでした。

パワー系ボスのドウコクと、邪知奸計系配下のアクマロ。
ドウコクの底知れぬ不気味さ、怖さの一端。ノラ様が推薦する気持ちが伝わりました。
最終決戦。ドウコク一人でシンケンメンバー全員をギッタギタに叩き伏せて、
地に這わせるシーンは必至ですよねっ、ね?(残酷モード入ってる。苦笑)

巨大化した式神&大ナナシ&オオノサカマタが繰り広げる組体操&騎馬戦。
子供達の運動会ネタ。季節感が有って分かり易いです。

ラスト、茉子の前に姿を見せた母親役の伊藤かずえ氏。
短いシーン乍ら、抜群の存在感でした。
車椅子の人となった彼女の姿は、シンケンメンバーにも、起こる可能性の有る未来か?
其れを逆手に取った逆転劇は有りえるか。

「座頭市」「おしどり右京捕り物車」「唖侍」
通好みの時代劇には『ハンディキャップを逆手に闘うヒーロー』テーマが有りました。
盲人の剣客レッド。聾者の狙撃人イエロー。車椅子の重戦車ブルー。

米国・パワーレンジャーシリーズなら「闘う障害者戦隊」ヒーローを、
ライト感覚で描写出来そうですが、制約の多い日本では実現不可能ですよね・・・。
斬新な切り口のヒーローシリーズ、観てみたいものです。

次回、流ノ介主役回にてサムライハオー登場回。
齟齬を見せた友誼は、果たして縫い合わせる事が出来るでしょうか?
終盤に向け、エピに緊張感が生じて来ました。
例えハッピーエンドでも、一捻り有る結末を望みます。

おはようございます、M NOMさん!

今回の様なお話は・・・というか、家族や親子の絆を描いたお話には弱いんですよね。子供が絡むとなおさらに。特に子供好きというわけでもないんですが、こんなんでも母親のはしくれって事ですかねぇ。

シンケンジャーの世界は、表だけでなくその裏側を支える人々にも触れて描かれているのが良いですよね。正義サイドも悪サイドも。その奥行きがあるからこそ、登場人物に思い入れることができるのかもしれませんね。

ドウコクは、本質は獰猛で力も強大なのだろうけど、それを振りかざして血と恐怖で支配しようとしないところに怖さがあると思います。「ああ、いいぜ。好きにしな」という言葉を履き違えて、調子に乗ってうっかりボーダーラインを踏み越えたが最後、今回のアクマロのような目に。裏切りには容赦なさそうですよね。シタリはそんなドウコクの本質を知っているから逆らわないのかも。
これまでの戦隊物、実はラスボスは他にもいたんだよー的な展開も多かったんですが、久々に真のラスボスの匂いがしますね、ドウコク。・・・私の贔屓目かもしれませんがww(^^;)

伊藤かずえさんの芝居、良かったですよね!お父さん役の冨家さんも微妙な表情の表現がずばらしかったし。ラストの盛り上がりは最高でした(T▽T)

>ハンディキャップを逆手に闘うヒーロー

日本は色々と難しですよね。私自身、ハンディキャップというのも申し訳ないほどの軽度ですが、片耳の聴力がありません。でもそれを障害と感じてないんですよね。考えてどうなるものでもないし、むしろ個性だと思っています。それを逆手にとって、便利に活用している場合もありますし。

重度の方でご本人もご家族も、とても辛い思いをしている方にはこの限りではありませんが、「ハンデキャップがある人に優しく」という腫れものを扱うような考え方は、健常者の・・・極端な言い方をすれば「傲慢」だと思うのです。

ハンデがあってもそれが日常なんですよね。同情や憐れみは逆に傷つきます。理解と手助けが必要なんです。健常者同様、自分が出来うる範囲でちゃんと生きて生活しています。そういう事を子供たちに知ってもらえるのなら、ハンデキャップを持ったヒーローもありなんじゃないかと思います。

次週は珍しくナーバスな流ノ介。相葉さんも芝居の上手い方ですから、どんな風に魅せてくださるのか楽しいです。
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路地裏のノラ

Author:路地裏のノラ
高岩成二さんのファンです。
仮面ライダー大好きです。
来世は絶対男に生まれ変わってJAEに入って、仮面ライダーを目指します。

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