家族を送り出し、掃除洗濯済ませた後に水没し、そろそろ午後になろうかという時間に目覚めたノラです、こんにちは。皆様いかがお過ごし~?(←ちょっとナチュラル・ハイ気味)
昨夜の『笑ってコラえて3時間世界中でガンバル若者応援しっぱなしSP!!』の余韻をまだ残しつつ・・・というか、まだループ再生から抜けられていません(^^;) なんという牡丹灯籠状態。
今回高岩さんの特別講習を受けた幸運な3人の40期生の一人、松本竜一さんの目標を聞いた時、ドキリとしました。私は結局”夢”のまんま、何もせずに終わってしまいましたけど、彼は夢を実現するために頑張っているんですね。
そんなこんなで、昨夜の『金の卵の旅』は、養成所の訓練風景から興味深く、食い入るように観ておりました。あああ、蜂須賀さんが講師をやってらっしゃる!という特典映像もございましたし(♪)
現代殺陣、時代殺陣、演ってみたいです!高所恐怖症なので飛び降りの訓練はかなりの覚悟が必要ですが、高岩さんの背中を追いかける為なら、死ぬ気で飛べそうな気がする・・・!
蜂須賀さんに「飛べるはずだからさ。怖がんな。」とお声をかけていただきたい。
【憧れのスタントマンは誰ですか?】
洋画はめったに見ないので『マッハ』という映画も見たことがないのですが、トニー・ジャーさんのアクションシーンは話題になってましたよね。当初、情報番組などで良く目にして、おおお!すげぇー!と思ってました!
真田広之さんはもうね。高岩さんをこの世界へと誘った方ですから。番組では高岩少年がJAEの門を叩くきっかけとなった『百地三太夫』が流れました。天守閣からの30m落下は凄いです!
真田さんの殺陣は本当に美しいですよねー。
そして、高岩成二さん。
この番組を収録している頃は、まだ
Wは放映前なんですね。平成仮面ライダーがまだ10人ですもん。松本さんの説明は、簡潔で分かりやすいですよね。
「(高岩さんは)演技とアクションを両立されている」
紹介テロップに使われたお写真、微妙ですね。もっとカッコいい写真があっただろう・・・みたいな。寄りすぎて魚眼になっちゃってます。
高岩さんの多彩なアクションやキャラごとの見事な演じ分けを説明するのに、電王は恰好の材料なんでしょうね。普段は特撮とは関わりのない一般的な番組のナレーターの方の口から、高岩さんについての解説を聞くと、「高岩さんって本当にすげぇ人なんだなー!」という思いを改めて強く噛みしめて、しみじみ実感しちゃいましたね。
最後の方の「高岩成二さんとかー・・・」の後に続くお名前も気になります。
「高岩さんってすげー」というスタジオの声に、物凄く嬉しくなったり。
「だろぉ?!」みたいな。
【自主練習】
リーダーの新田さんは、これで身体が硬いというんですから、どんだけハードルが高いんだという感じですね。でもアクションで怪我をしないためにも、そして安定した美しいアクションをするためにも、柔軟性は大事なんですね。・・・私もがんばろー・・・目指せ、180度開脚!
大園さんのキック!良い音を響かせておりましたね!優しげな面差しの方なのに、なかなかの迫力です!カッコいい!
【高岩成二さんの特別授業】
「息を呑む」という表現はありますけど、実際に人が
本当に「息を呑む」瞬間を、私は初めて見ました(笑)スタジオ大爆笑でしたけど、気持ちは物凄く分かります。
憧れの高岩さんに対する松本さんの素直なリアクションは、物凄く共感できます。
「どうも!高岩成二です!」という自己紹介の後に乱入してきた永徳さん、金田さん、藤井さんとの殺陣が始まったとたん、新田さんと大園さんは目を輝かせて大喜びでしたが、松本さんだけ固まってましたもんね。息しないと死ぬぞ!と思わず声をかけたくなるくらい。
それにしても高岩さんの殺陣。やっぱり凄い!あんなに早い立ち回りで全部相手の攻撃を受け止めてましたもんね。しかも後の特別授業でもおっしゃってたのでそういうつもりで見ていると、本当にきっちりと全部「本当に当たっているような」殺陣なんですよね・・・。当たり前ですけど。
そして最後の決めポーズまできっちりと。睨みを利かせた強い眼差しが、金の卵の3人に向いた途端に、いたずらっ子の様な目になるのがなんともw(笑)ちょうどBGMとタイミングがドンピシャだったし。
自己紹介で高岩さんを前にして感極まって涙を流す松本さんに、もらっちゃったのは私だけではないですよね。新田さんが自己紹介している間、ずっと夢見心地な顔で生唾まで飲んでました。
こんなに感動してもらえて、企画した番組スタッフも裏で「よっしゃ!!」とガッツポーズじゃないでしょうかねー。最初に素で息を呑んだあたりから、号泣に至るまでのわずかな間に、すっかり松本さんの気持ちとリンクしてしまいましたね。反応が素直すぎてスタジオの方々も思わず、彼には特に声援を送ってましたし。つい応援したくなっちゃいますね。
良いにつけ悪いにつけ、”数人の中で目に止まる・・・”という事は大事な事なんじゃないかと思います。もしかしたら・・・と期待させられる方ですね。
高岩さんは短い動きの中で的確に問題点を指摘され、実に分かりやすく実践を交えながら彼らに指導されていました。アクションの経験が全くない私にも、物凄く良く理解できるんですよね。理解できるから、お話を興味深く聞けて惹き込まれるんですよね。スタジオの方も普通に聴講してましたし。
【アクションの中での芝居】
わーい♪おぐらさんだー!考えてみたらモモを筆頭に、この場の講師陣は5人中4人がイマジンなんですね。永徳さんはキバ、ディケイドと2号ライダーでしたし。豪華!それは置いといて。
おぐらさんが手を付けて、サシの殺陣を実践。その場で決めて覚える・・・というのは現場では大事ですよね。それが出来ないと右往左往しちゃいますもんね。
超電王では、伊藤(教)さんがご苦労されてましたし。
新田さんvs永徳さん
どうしても永徳さんの動きに目が行っちゃうんですよね、不思議と。永徳さんの迫力のある動きのおかげで、立ち回り自体も迫力があるんですが、新田さんだけに注目してみると動きが地味・・・もしくは硬いかなぁ・・・と、それが素直な感想でした。それにヒーローvs悪役という感じではなかったですね。
高岩さんは「全部に力が入っている!」「1分もあるアクションだと持たない」と。
ああ、なるほどww。言われてみれば・・・とおもいました。
大園さんvs藤井さん
軽い・・・というのが第一印象で、リアクションも薄いなーと。なんだか泣きながら戦ってるみたいなイメージが(^^;)女性は殺陣に重さを出すのが難しそうですね。でも下園さんみたいに”キレ”でカバーできるのかも・・・なんて思ってしまいました。
高岩さんのアドバイスは、手が決まっているという事を、見ている人に気づかせないように、先の先の動きを想定して構えてはいけないと。先回りして構えると、確かにびくびくした印象になるかもですね。
あああ、なるほどww。
松本さんvs金田さん
見た目は一番様になっているというか、迫力のあるアクションでしたよね。キレもあるし、リアクションもしっかり取れていたし。ヒーロー然とした・・・仮面ライダー然とした動きではなかったかもしれませんが、見ていて気持ちの良い殺陣でした。それでも高岩さんのダメ出しが!
「ちゃんと当たっているように見せるテクニック」
撮影の中でアクションする上で、とっても大事な事ですよね。どういう風に見えるか、どう見せるか。松本君は空手の有段者で上段蹴りが得意のようですね。だから、これが俺の見せ場!というとらえ方をしていたんでしょうか。大事なのは「出来る出来ない」じゃなくて「いかにリアルに見せられるか」なんですね。
松本さんのハイキック、とても高く足が上がって凄いですね。見栄えが良いです。
常々思っている事なんですが、高岩さんの蹴りって、勢いで蹴り上げてないですよね。ゆっくりと蹴り上げても頭の上まで行きますもんねぇ。それに、軸足は常に踵までしっかり地面についていて、膝も曲がってなくて真っすぐなんですよねー。だから身体の芯がぶれないのかなー。
そのためには、やはり柔軟な身体としなやかな筋肉が必要ですかねぇ。
綺麗なライダーキックを習得するためには、柔軟体操と足を上に上げるための筋力アップ!ですね。よっしゃ、がんばろーっと。股関節が新田君より硬い私ですが、何か。
一通りお3方にアドバイスをし、今度は同じ手で高岩さんが殺陣を見せてくださしましたね。
半笑いの微妙な白い仮面を被り、跳び箱の上…といっても高岩さんの身長を超える高さはありそうでしたが・・・から飛び降りて一連のアクションをされました。
金の卵のお3方と比べてみると、アクションのキレや見せ方、流れ、迫力などはもちろん格段に違うんですが、一番大きな違いは、卵たちが決められた手をなぞってカッコよく立ち回る事に一生懸命になっていたのに対して、高岩さんの場合は短い殺陣が「場面」になっていた点だと思います。短いけれどドラマティックでした。それは立ち回りが始まる前と、終わった後にワンクッション、決めのポーズを入れた・・・という単純な事だけじゃないですよね。明らかにキャラクターを演じてらっしゃいました。
ちょっとキバ入ってましたけどねー。
あの仮面、最初に乱入してきた永徳さん達が被っていたものですし、とてもヒーローって面構えじゃなかったんですが、ちゃんとヒーローに見えるのも驚きです。
高岩さんなんだから、そんなの今更な話ですけどねー。
技術だけ磨いても、ヒーローになれないのかもしれませんねー。
「違い分かります?」
と尋ねる高岩さんでしたが、松本さんただの一ファンになってましたねー。
ニコリ・・・じゃなくて。気持ちは分かりますがー。
「キレが・・・キレというかもう・・・何だろうもう・・・全てにおいてカッコイイです!」
答えてないよね(笑)熱に浮かされたように。目ぇ潤ませて。気持ちは分かります!
見惚れてしまいますよね。目の前で生殺陣!あああ、見たい!そして固まりたい!
高岩さんも「ありがとうございます・・・」しか言えませんでしたし。(間が素敵)
頑張る卵3人相手に、一緒に殺陣をする高岩さん。
先ほどの永徳さんの時も感じたんですけど、相手がまだそれほど殺陣に慣れていなくとも、ヒーロー役なり、悪役なりが技術や演技力を持っていれば、それらしく見えるように場を引っ張っていけるんですね。
大勢の中にいても、輝きを放つ主役のオーラ。それは、言葉で伝えられるものではないでしょう。これから練習を重ね、経験を重ねて、引き出しをどんどん増やして、自分で磨いていくしかないんでしょうね。長い道のりです。
特別授業を終え、それぞれが得たもの。
新田さん 「今まで自分の見えない課題がたくさん今日見えました。
今日学んだことを今後生かして、努力して
りパなスタントマンになりたいと思います。」
松本さん 「自分で足が上がるからといって、調子に乗ってたところがあって
やはり正確性もないとアクションは成り立たないなと
本当に実感しました!」
大園さん 「日ごろの自分の練習不足が 痛いほどよく分かりました。」
頑張れ卵たち!
高岩さん 「早く現場に来て、一緒にやりましょう!!」
この言葉って嬉しいですよね!「これからも頑張って」と言われるより、明確な目標をもらった事になりますもんね。「よし!絶対に一緒の現場に立つぞー!!」って。
高岩さんが待っててくれるんなら、頑張れますよね!いいなぁ。
「初めて俺・・・」
特別授業が終わって、高岩さんが何を言い出したのかと思ったら。
「男の人に泣かれました。」スタジオも爆笑してましたけど、私も吹きましたよ。ソコ拾うんだー!と。
よほど困惑したかびっくりしたんでしょうねー、泣かれたとき。
「えっ!何!? これは、抱きしめた方がいいのかな!?・・・って。」
高岩さんの前で泣いたら、もれなく抱きしめられるのであれば、ますますもって迂闊には近寄れませんね。絶対に泣く自信がありますもん。客席から舞台上の高岩さん見ただけで涙出てきましたし。
気をつけなはれや~。
金の鶏のトロフィーを受け取った時の、高岩さんの
「は?」
の間が、妙に息子のツボにハマってました(笑)
新田さんに「高岩さんは金のニワトリという事です!」と言われて笑った後の高岩さんの
「スゲェ~!」に物凄くいい笑顔になってましたよね、卵たち。
「早くみんなも、金のニワトリになってください!」
「はい!!」
最後に横並びになって、カメラに向かって蹴りを繰り出し、思い思いのポーズをとる高岩・金のニワトリ・成二さんと、卵たち。
松本さんはカブトが好きなんだという事が分かりましたが、大園さんは何なんでしょー?!怪人?なぜ締めにこのポーズをww!
高岩さんは鋭い蹴りの後、金のニワトリトリフィーを指差して、スタジオを大喜びさせておりましたね。本当に外さない方です(^^;)
問題点や改善すべき点はズバリと躊躇なく指摘されますよね。でもそういうものははっきり見えた方対処しやすいものです。そして、教え方もとっても上手ですよね。身振りや実践でとても分かりやすいです。その背中について行きたい、この人の様になりたい!と思わずにいられないオーラをお持ちだし、カッコいいのに、気取ったところがなくて無邪気だったり、一緒にふざけてもくれそうな、気さくな一面も垣間見れちゃったら、どうしょうもなく惹かれてしまいますよね。
ほんと、人間として魅力的な方です。
最後に一言。
高岩さん、ジャージの裾が短いです。
足が長すぎるのか・・・。
- 関連記事
-
スポンサーサイト
路地裏のノラ(10/12)
カミーユ(09/25)
路地裏のノラ(04/26)