スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
web拍手 by FC2

仮面ライダーディケイド 第30話 『ライダー大戦・序章』

「また・・・この夢?」

煙が燻り漂う街の残骸の中、ボロボロの衣装をまとって佇む夏海に、ゆっくりと近づいてくるディケイド。その周りに忽然と出現した9つの世界のライダー達。そしてディエンド、ユウスケのクウガアルティメットフォームもいる。皆一様に殺気立ち、手当たり次第に戦いを始める地獄絵図を、息を呑んで見守る夏海。その背後から、鳴滝が語りかける。

「ディケイドはすべての世界を破壊する。」

「違います!士くんは破壊者なんかじゃありません!
 むしろその逆です・・・ライダー達を守っているんです!!」

「君は何も解っていない。彼の通った後に残るのは、ライダーの屍だけだ。」


違います!士くんはそんな人じゃありません!!
・・・ビクリと跳ね起きた拍子に、フィルムの入った瓶が床に落ちて粉々に割れた。なぜこんな夢を繰り返し見るのか、この夢は夏海に何を伝えたいのか。

「俺がどうしたって?」

ふいに声がして、目を上げるとそこには士がいた。いつもの寫眞舘。いつもの日常。士の夢でも見てたのかぁ?・・・と、幾分はやし立てる様な調子で能天気に笑いかけるユウスケの言葉を、背中できっぱりと振り払うように否定して、夏海は寫眞舘の扉を押し開ける。

寫眞舘の外は誰もいない荒涼とした砂浜。燕尾服姿の士を「結婚式か?」と興味津々のユウスケ。
ユウスケって、新しい世界に来る度に変わる士の扮装を、実はひそかに楽しみにしているのかもしれないですね。見て連想したものを素直にパッと口に出して・・・連想ゲーム感覚?
燕尾服って、一般ピーポーにはせいぜい『結婚式』くらいしか頭に浮かばないですよね。そうでもないですか。こういう事に疎いもので。えーと、花婿の衣装は燕尾服?ダンナ何を着てたかなー・・・。全然覚えてません(^^;)ゴメンネ、ダーリン。

「葬式かもしれんぞ」

ユウスケに軽口を叩く士に、本気で怒る夏海。あの夢のせいで、ピリピリと神経質になっています。
ふと足を止め辺りを見回し、妙に確信めいた口調で予言する士・・・。

「これが俺達の最後の旅になる。なぜかそんな気がする。」

もしもその通りならば、もうじき総ての答えが出る。夏海が繰り返し夢に見るライダー大戦の意味も、旅の目的も。そして・・・。

「ディケイドを止められるのは・・・君だけだ!」

真剣な眼差しで夏海に訴えかける鳴滝の言葉が夏海の脳裏に甦る。ならば総ての鍵は夏海という事なのか・・・。もしもこの世界でディケイド=士の身に何かが起こるのだとしたら。

「その時は、私が守らないと・・・!」

それがこの世界での、いやこの旅の終わりに際しての夏海が為すべき役割なのだと決意するように強い光を目に宿し、キリッと唇を噛み締める夏海。
その時!

「おい!あれを見ろ!!」

素っ頓狂な声を上げて指差すユウスケの、その指し示す先には、キャストオフしてレンゲルとの戦いに身を投じるイクサの姿が!!目を転じると、向こうではサガとギャレンが戦っている!!信じられない光景に動揺し言葉もない3人。そして。

「・・・カズマ!ワタル?!」

かつて旅の途中で出会い、通じ合ったライダーが互いを滅ぼそうと戦っている!それだけではなくそれぞれの世界の倒すべき相手だったアンテッドとファンガイアも、己の世界のライダーと手を組み争っている!ブレイドの世界とキバの世界に分かれて争う姿に、士はふと栄次郎の言葉を思い出す。

「ライダー大戦・・・!」

ここはライダー大戦の世界・・・!!

東映公式での白倉さんのお話では、劇場版は大体この辺り(29話~最終話)に見ると丁度良いようになっているとおっしゃっておりますね。TV版を見て劇場に足を運んでらっしゃらない方の方が少ないと思うのですが、未見の皆様、今です。このタイミングを逃さずに劇場にGO!です。
それにしても10日間で観客動員106万5,000人!興行収入12億4,000万円!ランキングこそ順位を3位に落としましたが、ポケモンが公開5週目で350万人ですから、凄い勢いですね。
どこまで行くんでしょう。自分が好きな映画がHITすると嬉しいですね。


今週もクレジットが豪華!次郎さんや押川さんのお名前も!冒頭でイクサとよりによってレンゲルが戦っていて、おおお!次郎さんキャラ同士だw!と喜んでしまいました。どっちが次郎さん?と思う間もなく、しょっぱなに散っていったイクサとレンゲル。どっちも次郎さんキャラなのが、妙にツボに入ってしまいました(^^;) 緊迫した場面なのに。



悔しそうに一旦この場を退却するブレイドチーム。
対峙する二人のライダーに向け、シャッターを切る士。
一部始終をただ呆然と見守ることしか出来なかったユウスケと夏海の「一体どうしてこんなことに・・・」という動揺した言葉に「さあな」といつもの調子で答えた士も、わずかに表情は強張っているように見えます。

「だがひとつだけ、はっきりしてることはある。
 世界の融合が進み、キバとブレイドの世界は一つになったという事だ。」

爆発で抉れまだブスブスと炎を上げる戦場跡で、仲間の残骸を拾い上げて悲しそうに俯くワタル。
ワタルの名を呼んで駆け寄るユウスケと夏海。しかし士はその後をゆっくりと歩いて来て、少し離れたところで立ち止まり、「久しぶりだな」と幾分固い調子で声を掛けます。

このところの士は、とっても注意深く事態を見極めようとしているように見えます。感情に流されずに冷静ですが、それでいて内に熱い部分も感じられるようになりました。それは劇場版のエピソードや、旅を通じて知った大切な人との絆や愛、旅で得た仲間との信頼や人の温かさなのかな。そして大切な人たちを守りたいという気持ちが、士を大きく、人間らしく成長させたのかも。
そして・・・なぜあの者(蝙蝠王子)は夏海の名を呼ばぬのだ?(by 鶏王子)

なぜライダー同士が戦っているのか・・・。3人の疑問に対するワタルの驚くべき答えが!

ブレイドたちを倒さなければ、キバの世界は消えてしまう・・!
一つの世界にキバとブレドは共存できない。どちらかの世界しか生き残れない。だから。

「これは僕達の世界を守るための戦いなんだ。」

そう言いつつも、どこか憂いを含んだ暗い表情のワタル。彼は、戦うことに必ずしも納得しているわけではないんでしょうか。キバの世界でも自分の本当の意思とは違う所で、辛そうに戦っていましたから。今回も辛い心を背負って戦ってるのかなぁ・・・なんて、ふと、彼の顔を見ているとそんな気がしてきてしまいます。相変わらず、ワタル役の深沢嵐君の演技は繊細で深いですね。

「そのためだけにファンガイアと手を組んだってことか・・・。」

士の問いには答えずに表情を曇らせ、ワタルは黙ってそこに佇む人物に視線を向ける。
そこにいたのは、黒装束の女。冷たい視線で士たちを傲慢に見下ろすその女を、ワタルは『ファンガイアの女王』と紹介した。返した掌にはクイーンの紋章。

ワタルとクイーンは、人間とファンガイアの共存する世界を作ろうとし、それは上手くいきかけていた。なのに、そこへブレイド達がやってきて、総てをぶち壊してしまった。おまけにキバの世界を消そうと戦いを挑んできた。

「そうなったら迎え撃つしかない・・・!」

ファンガイアの女王は冷たい怒りに満ちた目で言い放つ。ワタルは少し悲しそうな目で、ユウスケに一緒に戦って欲しいと懇願しますが・・・。

「どんな理由があろうとも、ライダー同士で戦うのは間違っている。
 俺は戦いたくない。」

と、毅然とそれを拒絶します。小さく息を呑むワタル。かつては自分が傷つこうとも笑顔でワタルを信じ、肯定してくれたユウスケが、よもや自分の申し出を断るとは思いもしなかったんだろうな、ワタルは。
でもユウスケにしてみれば、ブレイドだって旅の中で出会い心を通わせたライダーの一人には変わりない。他の世界のライダーも!!ライダー同士が戦うのは間違っている。それは譲れないモノなのでしょうね。ユウスケは情に厚いし。
でもファンガイアの王として、ワタルにはワタルの譲れない決意が在るんですよね。王としてキバの世界を守る。キバの世界編で「ボクはファンガイアの王だ!」と力強く宣言していましたものね、あれから王として、本当に頑張ってきたんですね。

「言っておくが、中立は認めないぞ!・・・はっきりしてもらう。」

冷酷に言い放つ女王の顔にパキパキとファンガイアの文様が浮かび上がる。夏海を庇うように身構えるユウスケ。

「士さん。あなたもです。」

王の顔になったワタルが、士に決断を迫りますが、士は「くだらん」と一蹴します。

「俺は帰る。」

不愉快そうに踵を返す士の背中を複雑な表情で見つめるワタル。仲間になることを士たちが拒否すれば、彼等を倒さなければなりませんもんね。友情を取るか、王の責任を取るか。ワタルの胸中は物凄い葛藤が渦巻いているのでしょうね。黙って見送るワタル。
しかし、ファンガイアの女王はそれを許しません。

「貴様・・・ブレイド側に付くつもりか!!」

女王の声とともに士に襲い掛かるウォートホッグファンガイアを、振り向きざまに変身して回し蹴り一閃、瞬殺したディケイド。その静かな怒りのオーラに気圧され、言葉もない女王、そしてワタル。

「俺は総ての破壊者だ。俺に触れるものは総て破壊する。
 覚えておけ。」

かっっっこいい変身を見せていただきました!思わず身震いしてしまいましたよ。石田監督のこういう演出が痺れますね!回し蹴り、途中まで士で、ディケイドに変わる。足の高さがぴったりで凄い!興奮しますねー、燃えます。それだけでなく、士の怒りの大きさも伝わってくるようなで。

それにしても久々の深央・・・じゃなくて、ユウキになるのか、クイーン役の芳賀優里亜さん!迫力満点でしたね!プロポーションも素晴らしくかっこよくて!TV版のクイーン・真夜役の加賀美早紀 もそうでしたが、美しい人が悪役を演られると、ゾクゾクするほど迫力があります。私的には「渡さん (^^)」なんて頬を染めてる深央より、こっちのファンガイアの女王の方が好みです。(←男だったら身を滅ぼすタイプかも・・・私)



【光寫眞舘】
士が写したワタルとカズマ。二人に笑顔はない・・・。
栄次郎さんは、これまでの世界で士が撮った写真を大切にアルバムにしてとってありました。
懐かしそうに広げると、そこにはいい笑顔の二人の写真が。

アルバムを端から捲って懐かしく眺めながら、夏海がポツリと呟きます。

「これまで色んな世界を旅して、するべき事はしてきたつもりですけど・・・。」
「それで問題が解決したわけじゃなかったんだな。」

夏海の言葉を受けて、ユウスケが続けます。

「むしろ、世界の危機は増すばかりだな。」

まるで他人事のように自嘲気味の士。夏海はツカツカとあのライダー大戦の背景ロールの前に歩み寄り、意を決したように『この光景を何度も夢に見ているんです』と二人に告白します。
驚き目を見張るユウスケ。

「じゃあ、正夢になるかもな。」

夏海の告白にさして驚く様子もない士。さっき、クイーンとワタルにも「破壊者」を名乗ってましたし。ここに来て投げやりになった風にも見えませんしね、自分は「破壊者」であると腹を括ったのでしょうか。
この士の落ち着きっぷりが気になります。それとも、やっぱり腹を立てているんでしょうか・・・ライダー同士が戦うこの世界に。

正夢にさせたくないと必死な顔の夏海と、いつも一生懸命みんなが幸せになる為の最善の道を考えるユウスケは、何とかライダー同士の戦いをやめさせようとうなづき合います。

「それがこの世界で士がやるべき事だ!」
「勝手に決めんな! 
 だがまあ・・・裏で誰が動いているのかは・・・見当付くけどな。」

鋭く目を細めた士の視線の先に、いつの間に姿を現したものか、鳴滝が佇んでいます。

「ディケイド。君と馴れ合うつもりはない。
 だが、当面の敵を倒す為なら仕方がない。・・見たまえ・・・」

鳴滝が手を翳した所に、9つの世界のヴィジョンが現われる。そこにはあのアポロガイストの姿があり、世界を一つ所に引き寄せ融合するように操作しているように見える。

「世界を一つに・・・そうしてその世界を偉大なる大ショッカーが手にするのだ!!」

ヴィジョンは消え、鳴滝は真剣な顔で言葉を続ける。

「世界の融合を加速させているのはアポロガイストだ!
 それを止めるには・・・大ショッカーを倒すしかない!」

まさか・・・鳴滝は、あれほど憎んでいた士に・・・!

「頼む。世界を救ってくれ!」

それだけ言い残し、オーロラの向こうに消えて行った鳴滝。敵に頭を下げる鳴滝もよほどの想いだったのでしょうが、頭を下げられた方も重いですよね。それほど大ショッカーによって齎される陰謀は計り知れない危機を孕んでいるという事です。
ますます危機感を募らせたユウスケと夏海はワタルとカズマを説得して戦いを止めさせようと提案しますが、士はなぜか「ヤダネ、説得なんて真っ平だ!」と頑なな態度。

やっぱり士はワタル、そしてカズマに対して腹を立てているように思えます。その理由は後ほど出てくるんですが。
そして久々にHITしましたね!夏海の光家秘伝!笑いのツボ!
これも見納めかと思うと感慨深いです。仕方なくカズマの説得に向かう士。



【BOARD】
まさか!四条社長亡き後、BOARDの社長に就任したのはカズマ!?エライ出世ですね。それとも企業としては成り立っていなくて、ただ単にキバの世界との戦いの為の本部になっているのか・・・。服装がラフだしそうかも。いずれにしてもカズマが取りまとめてるわけですから、やっぱりエライ出世ですね(^^)

説得に来たものの、やっぱり少し態度が硬い士。士の姿を見て、親しげに歩み寄ってきたカズマと微妙に距離を取っています。やはりワタル同様に、一緒に戦って欲しいと要請してくるカズマ。

「そのことで・・・会わせたいヤツがいる・・・。」

ユウスケに手を引っ張られて、ワタルが姿を見せる。敵の親玉を前に、敵意を剥き出しにして睨みあうワタルとカズマ。
そんな二人の肩に手をかけ、最後の説得を試みようとする士。

「単刀直にゅーにゅー」

「単刀直入に言う。
 ワタル、カズマ、今すぐ戦いは止め、俺達とともに大ショッカーを倒すんだ。」

ユウスケとともに、世界の融合の原因は大ショッカーだ、世界を救う為には大ショッカーを倒すしかない・・・と説得しますが、「たとえその大ショッカーを倒しても、キバがいる限り俺達の世界は消えてしまう!」とワタルに殺気を向けるカズマ。とっさにワタルを庇い「そんなの嘘っぱちに決まってる!」と叫ぶユウスケ。大ショッカーの狙いは、ライダー同士を戦わせ、消耗したところでライダーを消し去る事・・・

「なぜそう言い切れるんですか?!」
「俺のいう事は大体正しい。」

しかしカズマもワタルも、互いに次郎さん仲間を殺された恨みと憎しみをぶつけ合うばかりで、歩み寄ろうとしない。それはお互い様だろう・・・と仲裁に入ったユウスケを下がらせて二人を諭す士。

「自分の世界にだけ固執していれば、世界全体を救うことは出来ない!
 今は自分の世界のことを考えるな・・・。」

ところが。

「それは自分の世界が無いから言えることだ!!」

カズマの思わぬ一言に固まる士。それに追い討ちをかけるように、ワタルも辛辣な言葉をかける。

「そうです。貴方には守るべき世界が無い。
 まして、自分が何者かさえもわかっていない!」


「お前に俺達の気持ちは解らないよ。」

人は、言葉一つでこんなにも傷つくのだと、見ていて胸が痛くて苦しくて。たちまち色を失い凍りついたように身動きも出来ず、引きつった表情で言葉を失う士。ガラガラと音を立てて、士の中で何かが崩れ落ちていくのが見えるようです・・・。今週の場面の中で、一番見ていて辛いシーンだったなぁ・・・。

足早にBOARDを後にしようとするワタルを追いかけるユウスケ。そこへ、キバーラがとんでもない情報をもって、慌てて飛んできました。

アポロガイストがファンガイアの女王と結婚する?!

問い詰めるユウスケに、仕方がないさ・・・と弁解するワタル。
強い組織と手を組まなければ生き残れ無い。
「お前等・・・そこまでしてブレイドの世界を消したいか!!」
「お前等だって!!」

「もういい!!俺がカタをつけてくる。」

再びいがみ合いを始めるワタルとカズマの間を割って、振り返りもせずに部屋を出てゆく士。俺も行く!と慌てて後を追うユウスケさえも、独りでいいと拒絶し、絶望に満ちた暗い瞳で去ってゆく。

「つくづく解った。旅をして仲間が出来たつもりでいたが・・・・・・
 ただの勘違いだったようだ・・・。

仲間なんか作るもんじゃない・・・・。 」

士はあんな風だから、ユウスケみたいに真っ直ぐに友好を示す事はなかったのに、やはり心の中では9つの世界の仮面ライダーたちを”仲間”として信じていたんだなぁと。そして、そんな仲間だからこそ、話せば解ってくれると信じていたのだとすると、士の心が悲しいです。
返って来たワタルとカズマのあの言葉は、士にとって一番辛い部分ですもんねー・・・。
あの瞬間、士は仲間を失った喪失感と絶望と、そして果てしない孤独を感じたのだと・・・そんな風に想像すると本当に辛い。

士の背中を見送るユウスケの方が痛みに耐え切れないような辛そうな顔をしています。他人の痛みを自分の痛みとして感じていそうですよね、ユウスケ。そして、自分の傷はなんでもない・・・と笑えても、人の為に本気で怒れるのもユウスケなんですよね。だからと言ってひどい言葉で激高することもないのが彼のいいところなのでしょうけど。
やりきれなさにワタルとカズマのいる部屋に飛び込むユウスケ。

「ワタル、カズマ・・・お前等これでいいのか?!」

低く抑えたユウスケの声が、二人に問いかける。



【アスム】
森の中で夏海が目撃したのは、キバの世界のライダーやファンガイアと戦う鬼・・・響鬼の世界の鬼達。遂に響鬼の世界まで融合してしまったようです。
戦いの中、サガが放ったジャコーダービュートに貫かれた天鬼=アキラと轟鬼=トドロキが、響鬼を受け継いだアスムの目の前で散っていった。

「このままでは・・・ライダー達がみんな潰しあってしまう・・・!」

危機感を募らせる夏海の前に、黒ずくめの男が突然現われた。

「お前達は何か勘違いをしているようだ。
 本当の敵は・・・大ショッカーではない。

この男は一体誰なのか・・・そしてその言葉はどういう意味なのか。夏海の問いかけにも答えず、現われた時と同じように、男はまた忽然と姿をくらましてしまった。

お久しぶりです!お帰りなさい、椿隆之さん!芳賀さんに続いて懐かしいオリジナルキャラの登場に嬉しくなってしまいました♪結構好きだったんです、ブレイド。意味深な言葉を残して去って行きましたが、今回ディケイドでも変身してくださるのでしょうか?



2人の仲間を失って、悲しむ間もなくサガの怒涛の攻撃に絶体絶命のピンチに立たされたアスム。遂に地に倒れたアスムを、ジャコーダービュートが容赦なく襲う。そんなアスムの危機を救ったのは海東!!

「まだまだ修行が足りないなぁ、少年くん!」

”師匠”のその言葉に立ち上がり、気力を振り絞って放つ音撃鼓がサガを撃砕する。アスム勝利に微笑みうなづく海東。

「師匠・・・この世界はどうなってしまったのですか?」

「君達は生き残りを賭けたライダー同士の戦いに巻き込まれたのさ。
 彼等は別のライダーを倒さないと、自分の世界が消えてしまうと思っている・・・。」

「そんなことの為に・・・アキラさんやトドロキさんは・・・・。」
無数に立つ十字架の中で、アキラの烈風を抱きしめ、声を殺して涙するアスム。弟子のそばに腰を下ろし、「泣いているのかい・・・」と声を掛ける海東に、アスムは「二人とも大切な仲間でしたから」と涙をぬぐって答える。仲間・・・?

その言葉を聞いたとたん、打たれたように立ち上がり、落ち着きなく目を泳がせる海東。

「仲間か・・・その・・・お宝は、まだ持ってない・・・な。」



【カズマ】
BOARDの元社長室の大きな窓から街を見下ろし、出逢った時の士の言葉を思い返すカズマ。

失敗しても、成功しても、共に働く仲間を励まし助け合い一緒に進化していく。
そのために働いているんだ!


「仲間か・・・。」

なにをか決心し、部屋を飛び出してゆくカズマ。



【結婚式】
教会でアポロガイストとクイーンの結婚式が行われている。一様に黒いフードのマントを纏い、手に手にろうそくを持った陰気な参列者の間を、静々と無感動に進む花嫁と花婿。
招かれざる客が階段を上がってくるとも知らずに、祭壇に並び立ったガイとクイーンは、居並ぶ参列者に語りかける。

「この契りの日を境に、君達は永遠のモノとなるのだ。」
「お前達はアポロガイストの中で永遠に生きるのさ。」

両手を広げたアポロガイストの顔にファンガイアの文様が浮かび上がり、ライフエナジーを吸い取る無数の牙が参列者に向かって放たれる。抵抗もなく吸い取られたライフエナジーはアポロガイストの体を満たし、彼は新たな命を得たのだった。
 
「この日が復活の記念日となるのだ!」

歓喜に叫ぶアポロガイスト。満足そうに笑うクイーン。
その時まばゆい光とともに扉が開き、不思議な形の十字架を蹴倒して、招かれざる客が登場する。

「その記念日を命日にしてやるよ。」

「現われたな、ディケイド!」
「貴様の命日にしてやる!」

ブーケを投げ捨て、 ソーンファンガイアの姿に変身したクイーンが、ゆっくりと士に歩み寄ろうとしたその時、彼女を撃ちぬく弾丸!
入り口に姿を現したのはギャレンと・・・カズマ!!

「お前は俺に大切なことを教えてくれた・・・。
 俺達は、励ましあい、助け合い、一緒に進化していく仲間だ!」

「その言葉・・・覚えていてくれたんだな・・・。」

「ああ!お前はいつも”大体正しい”!」

絶望の暗闇を照らす光。仲間は失われてはいなかった。光が滲むように微笑んで、士の目に力が戻ってくる。

「カズマ!いくぞ!」

ともに変身し、ともに戦う仲間を再び得た。水を得た魚のように、自分を取り戻してゆく士。
やっぱり士は強気でないとね。相手を上からねめつける様にして、 ソーンファンガイアに言い放った一言、そして挑発するような手招き。

「来い!」

は痺れました。思わず、「はい!」と招かれて行きそうになりましたもの。マジで。
狭い教会の中での立ち回りも迫力ありました!
そして、登場から終始無口なギャレンさんが妙に可笑しかったり。無口と言うより一言も声を発していないんだもん。

ファンガイアに混じってアンデッドも襲い掛かってくる。アンデッドも大ショッカーの一味だったのだ。
高らかに宣言するアポロガイスト。

「われわれの敵は、未来永劫ライダーだけなのだ!!」



山中を急ぎ走るアスムの前に、再び姿を現した黒ずくめの謎の男。
男は剣崎一真と名乗った。

「この世界を本当に救いたいか?」

男の真意を計るように、その横顔をジッと見つめるアスム。



戦いの場は教会を離れ、敵味方入り乱れ壮絶を極めている。
しかし多勢に無勢。3人のライダーで戦うには、敵が多すぎる。 ソーンファンガイアの攻撃に弾き飛ばされたディケイドを助けるように、海東大樹がファンガイアに攻撃を加える。

「士に手出しするヤツは・・・ボクが倒す!覚えておきたまえ!」

ディケイドの「何言い出すんだコイツは?」みたいに、唖然とした感じで海東を見ているのが可笑しかった。
何の前振りもなくこの発言では、士でなくとも「今度は何を企んでいる。」と聞きたくなります。しかも表情までらしくなく熱血でしたし。
コミュニケーションが案外不器用ですね、海東。そして畳み掛けるようにこの台詞。

仲間なら当然のことさ。仲間ならね♪」

東京の人は大事なことを2回言うんでしたっけ。
ディケイドも一瞬、毒気を抜かれたように一拍置いてから戦いに戻っていったのがまた(笑)

激しい攻防の末、クイーンを守るように立ちはだかるファンガイアとアンデットを、ディエンドのファイナルアタックライドが吹き飛ばし、1体残った ソーンファンガイアをコンプリートフォームになったディケイドが、龍騎サバイブを召還しファイナルアタックライドで撃破!遂にファンガイアの女王を倒したのです!
合流するブレイドとギャレン。そこへユウスケ、夏海、そしてワタルも駆けつけてくる。

しかし、只ならぬ気配に振り向いたディケイドは、花嫁を奪われたアポロガイストの怒りを見ることになる。新たな命によって復活した新生アポロガイストは、怒りに任せて世界の融合を加速させる。
恐れていた事態。世界が一つに融合したとたん、ブレイドとギャレンが士たちの目の前で消滅してしまった!!

「もしかして・・・ブレイドの世界が消えたという事か・・・」

愕然と立ち尽くすディケイド。アポロガイストの哄笑が響き渡る。
遠くで戦いの行く末を見守っていた剣崎一真が呟く。

「遂に・・・始まったか・・・。」


「これが永遠の力を持ったスーパーアポロガイストの力なのだ!」

得意げに近づいてくるアポロガイストを、ゆっくりと振り返り、こみ上げる怒りと哀しみに震えながらアポロガイストを睨みつけるディケイド・・・!

待て!次回!


さすが最終章ですね。見終わってようやく肩の力を抜いた・・・と言う感じです。キャラの心情が丹念に描かれている・・・という印象です。次回はいよいよ最終回。早く見たいような・・・別れを先延ばしにしたいような。毎回最終回は複雑ですね。
最終回には1話に登場した紅渡=瀬戸さんも再登場ですね。
楽しみ・・・だけど・・・寂しい。




関連記事
スポンサーサイト
web拍手 by FC2

クイーンの名前はユウキ

最終回前は次週が楽しみなようで
寂しいですよね~。
カブトと電王の時も同じ気分になってました。
来週で『通りすがりの仮面ライダーだ!覚えておけ!』
が聞けなくなるのは本当に寂しいです。
DCD好きになってたんだなぁとしみじみ思います。

ファンガイヤ・クィーンは悪の女王ぽくて良かったです。
種族の為・世界の為に政略結婚もいとわない所が異種族の
無機質が出ていて良かったと思います。
本編もこの路線で行っていれば…。

そして剣崎~!!
いや~ブレイド最近全部見て好きになりましたから、
嬉しいですね~。
変身してくれますかね~?

>ディケイドも一瞬、毒気を抜かれたように一拍置いてから多々かに戻っていったのがまた(笑)

多々かい→戦いですよね?細かいですが。
しかし海東はツンデレですねw
仲間と言う宝という言い回しは
米村さんらしいと思いました。

そういえばいつも思うのですが、
高岩さんは指先まで決まってるなぁと思います。
たまに写る指先にも表情があってかっこいい…。
今回の『来いよ』という手招きに痺れてしまいました。
カブトの無言の『来い…』というたたずまいも美しいんですがw

来週…遂にすべての謎が?
劇場版はパラレルなんですかね?
どう考えてもつじつまが合わないですから。
いや~でもクライマックス盛り上がってきましたね~。
ライダー大戦の結末はいかに…
そして士の旅の終わりは…。
…絶対あと30分じゃ尺が足りないですねw

誤字脱字・粗忽者の女王

・・・と呼んでくだされ.....orz

ご指摘ありがとうございます!!早速お直し方々、ざーっと自己添削したら、出るわ出るわ誤字脱字。これは自分でもビックリですね。いやありがとうございました。

通常のライダーより放映期間が短いと覚悟はしてましたが、内容が濃いし、てんこ盛りだしで、振り返ってみるとあっという間でしたね。来週は見終わったら呆けてしまいそうです。

今回ゲストのオリジナルキャラのお二人!素晴らしかったですよね。芳賀さんは本編のダーク・深央がさらにダークな上に威厳と冷酷さを併せ持っていて、彼女が出てくるだけで空気がひんやりしてくるような怖さを纏ってました。
椿さんもオリジナルの剣崎と違ってクールな佇まいが素敵でしたね。肩越しにアスムを振り返った時の横顔が、只ならぬ雰囲気を醸し出していて、凄みがありましたよね。
変身・・・して欲しいです!ホントに。
ああ、またブレイド見たくなちゃいましたよ。

海東もツンデレなんだかズレているんだか、だんだん憎めないキャラになってきたところで最終回。寂しいですね。士との掛け合いが面白くなりそうなのに。

画面の中でライダーを演じている高岩さんは、本当に隅から隅まで全身で演じてらっしゃいますよね。だから一瞬一瞬を切り取っても美しいです。今日のラストの士の怒りと哀しみの表情がディケイドのマスクから痛いほど伝わってきました。あのシーンの表現力は凄いと思いました。
あの手招きも、カブトの「来い・・・」も、私はMかもしれない・・・と思ってしまうほど痺れますね・・・って何言ってんでしょうか。

来週30分で納まるのか?!とダンナも言ってましたよ。最終回1時間スペシャルとかなんないの?と。
噂によると冬の陣ってのがあって、総ての謎はそこで明かされる!!見たいな話も。真相はわかりませんが(^^;)

昨日、しれっとアマゾン編をやってました…某地方局のバカ…。

さて、こちらで衝撃のニュースを知って石化してから、しばらく経ってようやくコメントする勇気がでてきました…ノラさんところに、ですが(^_^;)。
ノラさんの件の記事を拝見して拍手はしたものの、何をコメントしたらいいのか真っ白になり、そのまま失礼してしまいました。

や、や、やっぱりブログをするからにはコメントが一つでも多い方が嬉しいものですよね?
ここはひとつ勇気を振り絞ってコメントしに…(再び石化)

ちょっとパワーチャージして、準備運動して臨みたいと思います…

おはようございます、なゆさん!

アマゾン編、放映されたんですねー!”なかった事”にならなくて良かったです!でも”しれっ”・・・って・・・・なゆさん、観られましたか?

かのブログ、私は開いたとたん、全身の毛穴が開いて汗がどわーっと出てきました!翌日早く出かける予定だったので寝なきゃいけないと思いつつ、殆ど眠れず。
衝撃で、パソコンを前に正座したまま石化・粒子化・液状化した方は、日本中にたくさんいらっしゃったでしょうね(^^;)

とにかくコメント数とデイリーランキングが凄いです!ご本人もビックリされてましたね。

このまま数にまぎれて・・・・こそっと・・・応援コメントを・・・・ドキドキ。
あああ頭を麻痺させればいいんですよ。それか物凄く体力消耗した状態で書くとか・・・。我に返ったとたんに七転八倒しそうですが・・・。
とにかく、節度と良識を守った文章を書くことを心掛けたいですよね・・・・。

こんばんわ、仮面ゲスト様!

かの方のブログ、最初は開けるたびに胃袋がひっくり返ったり、心臓が左肩に乗っかったり、へんな汗かいたりで、全身の筋肉が萎えたり、息をし忘れたり、大変な大騒ぎだったんですが、このところようやく、普通にドキドキしながら読めるようになりました。それでも新しいエントリがUPされると、うっかり心臓が止まりそうになりますが。

沢山のコメントを見るにつけ、こんなに大勢の方がこの日を待っていたんだなとしみじみ。おっしゃるとおり、コメントに対しての真っ直ぐなお返事が本当に温かく嬉しいですよね。文体もふわりと柔らかくて謙虚でらして、拝見していて本当に癒されます。

最後の一言!らしいですよね!若い後輩の力を認めた上で、きっぱりと言い切ってしまわれるところが、この方の凄い所ですよね。憧れるなぁ・・・。こうありたいけど、一生この域には到達できないだろうな(^^;)

タイトルのあの漢字、やっぱり文字化けですよね、きっと。どんな意味の漢字なのか、検索しようとしたんですが、調べようにも変換できないような字だから、きっとそうなんだろうと。
絵文字なんでしょうかね、変身前は。


v-218ありがとうございます!!私もまったりと(^^)

ソフトバンク携帯で

…見ると、絵文字の謎が解けるそうです。とわたしも人から教えていただいたのですが。
docomoではわからないー

こんにちわ、makiさん!

そうなんですか?!情報をありがとうございます!
そうかー、ソフトバンク携帯で・・・・・・って、私はauでした。
..........orz
非公開コメント


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

◎仮面ライダーディケイド第30話「ライダー大戦・序章」

 ディケイドとライダーたちの戦い…。 夏海(森カンナ)はまたあの悪夢で目覚めてしまった。 不安を抱えつつ夏海は士(井上正大)、ユウスケ(村井良大)と新たな世界の探索を始める。 そのときブレイドとキバが、アンデッドとファンガイアが激しく戦うシーンが目に入...
今日の誕生石
ほねほね時計
FC2カウンター
ノラのつぶやき
最新記事
最新コメント
イラスト置き場
ご自由にお持ちいただいて結構ですが、公の場での無断使用、転用はご遠慮くださいませ。使用したい場合は、一言お声かけください。よろしくお願いいたします。
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
Page Select
TOTAL Pages
カテゴリー
リンク
月別アーカイブ
01  12  09  08  07  06  05  04  03  01  11  02  07  03  02  08  07  01  11  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09 
プロフィール

路地裏のノラ

Author:路地裏のノラ
高岩成二さんのファンです。
仮面ライダー大好きです。
来世は絶対男に生まれ変わってJAEに入って、仮面ライダーを目指します。

検索フォーム
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
FC2ブログランキング

FC2拍手ランキング
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。