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仮面ライダーディケイド 第27話 『BLACK × BLACK RX 』

先週のRX編前編を見てモヤモヤとした疑問を抱えていましたが、今週の後編を見て自分なりに納得のいく答えを得ました。その解釈が正解なんて、そんなおこがましい事は思っちゃおりませんが、少なくとも私自身はスッキリしました。



「RXじゃない?!」

オーロラのカーテンに消えたアポロガイストを追って、別の世界へとやってきたディケイドの前に現われたのは南光太郎。しかし、彼はディケイドを「世界の破壊者」と呼び、変身していきなり戦いを仕掛けてきました。まるでデジャビュ。しかしその姿はRXではない?!

ついさっきまで、共に戦っていた南光太郎と戦うことに戸惑いを見せる士でしたが、RXではない南光太郎の攻撃は容赦なくディケイドを狙い、やむなく応戦しようと、士が拳を握り締めたその時、闇を裂いて4筋の閃光が南光太郎のライダーキックを撃ち落とし・・・。

「士、何をぼんやりしてるのさ。」

姿を現したのは海東。
RXの世界でアポロガイストとの戦いの途中、姿を消したと思ったらこんなところに。

「お前もディケイドの仲間か!!」
「心外だなぁ。”仲間”ってのはボクのもっとも嫌いな言葉だよ。」

隣でディケイドも「心外だなぁ。」みたいな感じに、ディエンドにソッポを向いているのが地味に可笑しかったです。「だ~れが仲間だよ」みたいな。
こういう細かい芝居が高岩さんらしいです。芝居の中心にいない場面でも、絶対に気を抜かずにキャラクターを演じ続けてらっしゃるから目が離せないんですよ。後ろの方でただ立って話を聞いているような場面でも、ちゃんとそのキャラなんですもんね。


ディエンドが召還した仮面ライダーファムに苦戦するBLACK。

「女ライダーファム。
 思ったとおり、お堅いBLACKは女性の扱いが苦手なようだ。」


私のコーヒーを返せ。確かにそうだがw。こんな風にBLACKの南光太郎の人柄がサラッと一言で説明されるとは。素晴らしい。
熱い戦いを冷静に分析して眺めているディケイドとディエンド。ディケイドなんて腕組みしちゃってるし。うろ覚えなので覚え違いかも知れませんが、「腕組み」は手を出さない・・・とか、一歩引いて干渉しない、関わらない・・・という心理の表れ・・・と聞いたことがあったような。すっかり傍観者のようです。
熱い魂のBLACKと冷めたテンションの平成ライダー2人の温度差が時代を反映していて面白いなと思いながら見てました。
ところで、このファム、蜂須賀さんでしょうか♪クレジットにお名前が。素敵ですよね、蜂須賀さん。シンケンジャーではあの妖艶な薄皮太夫を演じてらっしゃいますが、なかなか太夫のアクションがないのが残念です。キレのある美しい立ち回りをもっと拝見したい・・・。

BLACKとファムの戦いを尻目に、海東に促されてその場を立ち去るディケイド。



病院では意識のないまま生死の境をさまよい苦しむ夏海を、ただ懸命に励ます事しか出来ないユウスケ。その言葉は夏海には届いていないとしても、何かせずにはいられない・・・そんなユウスケの苛立ちや焦りが痛いほど伝わってきます。
「今に士がパーフェクターを持って帰ってくる!!」

きっとユウスケ自身に向けた言葉でもあったのかも知れませんね。



「ここはBLACKの世界さ。二人とも全くの別人。ま、見た目も名前も一緒だけどね。」
士が出会った2人の南光太郎は別人。それぞれの世界でそれぞれの世界を護る仮面ライダー。

「だが海東。俺を助けるとは・・・どういう風の吹き回しだ?」

あくまでもフェアな勝負のためと言う海東。一方、夏海を救うためになんとしてもパーフェクターを手に入れたい士は、アポロガイストを見つけるまで俺と手を組め!・・・と持ちかけますが、海東は「そこまで馴れ合うのはどうかな」と素っ気無い。
こうしている間にも、夏海の命の刻限は迫ってきています。時間がないと焦る士。

「それを楽しみ給え。コレはあくまでボクと士のゲームなんだ。」

無邪気な微笑を浮かべて夏海の命を見捨てる海東に、士の怒りが爆発し、握り締めた拳が海東を殴り飛ばす。
「なんかこういう青春っぽいね。ボクは嫌いだけど!」
士の腹に一撃の蹴り入れて、皮肉たっぷりの言葉を残して、海東は闇に消えていきました。

「そんなに夏メロンが大事か。」

「夏みかんだ・・・!!」

悔しそうにその 後姿を睨み付ける士。


どうしてこうまで冷酷に、頑なに、海東は士との勝負・・・パーフェクター争奪戦に拘るのかなと、ずーと考えていたんです。海東は、士が欲しいんじゃないかと・・・。ああ、BL的な意味じゃなくてですよ!
海東大樹の世界以降、士と海東の関係が微妙に変わってきましたよね。友情と言うほど熱くなく、仲間と言うほど近くない。けれど互いにどこかで分かり合える部分が生まれた・・・みたいな、そんな感じ。憎まれ口を叩きあいながらも、どこかで許しあっているような。不器用同志の歪な絆。
誰にも心を許さずに一人で世界を巡ってきた海東にとって、それは初めてで唯一の”心を許したい相手”なのかなと。

だからパーフェクターを奪い合う、と言うのは、夏海に対する嫉妬の裏返しなのかと思ったんです。
戦う意味を失っていた士が、夏海の命の危機に必死に戦おうとしている。仲間を護るために。
今の士は夏海の命を取り戻す事しか考えていません。それがつまらないのかと。
「ボクを見て」
そういう事なのかなと。子供ですよね。夏海の命をないがしろにしているような言動も悪意からではなくて、自分の望みしか頭にない・・・と言うのが正しいのかも。
士に勝負を挑めば、少なくとも決着がつくまでの間は、ボクを見てくれる。そう思ったのに、士は相変わらず夏海のことしか考えず、夏海の命を救うためにライバルの海東に協力を求めてくる。このプライドの高い士が!

「そんなに夏メロンが大事か。」

顔は笑っているけれど、本当は物凄く苛立っていたんじゃないかと>海東。
ユウスケや夏海に取って代って、自分がその場所に居たいと思っていたりして。世間ではそれを「友情」とか「仲間」と呼ぶんだよ・・・と言ってあげたい。



BLACKの世界に姿を現したアポロガイスト。足元がフラフラとして顔色も悪く、そして手折った花が手の中で見る見る枯れてゆくのを見つめる目が、なぜか苛立っています。パーフェクターによって命を保っていても、やはり身体は限界に達しているのでしょうか・・・。

キィィン・・・と共鳴音が鳴り響き、ミラーワールドを辿ってディケイド・龍騎が飛び出してきます。

「ミラーワールドを駆け回って探した甲斐があったぜ。パーフェクターを渡してもらおうか。」
「渡して欲しければ、私を倒すんだな。」

「今の俺は機嫌が悪い。覚悟しろよ!」

ディケイド・龍騎vsアポロガイトスの激しいバトルのさなか、逃げようして転倒した小さな女の子をアポロガイトトに人質にとられてしまいました。
「そこまでだ。このガキの命がどうなってもいいのか。」
手も足も出せずに悔しそうに歯噛みするディケイド・龍騎。
と、その時。

「君の命もね。」

アポロガイトスにディエンドライバーの照準を合わせたディエンドが姿を現します。
同時に、BLACKの世界の南光太郎も駆けつけ、少し離れたところから状況を見守っています。

「パーフェクターはボクが貰う」

子供を人質に獲られているのにも構わずにアポロガイトスに向けて躊躇いもなく発砲するディエンド。思わず両者の間に飛び出し、被弾するディケイドに「またボクの邪魔をするのか」と冷たく言い放つディエンド。

「子供はどんな世界でも最高の宝だ。宝を傷つけるのはお前の主義に反するだろう!」


この台詞聞いて直ぐに天道を思い出してしまいました。似た台詞があったなと。
「子供は宝物・・。この世で最も罪深いのは、その宝物を傷つける者だ。」(by 天道)
脚本が同じ米村さんですしね。

その時、BLACKが隙を突いてアポロガイストに踊りかかり、女の子は無事救出されました。
「お前は・・・。」
「君は、世界の破壊者じゃないのかも知れないな。」

状況は不利と判断したのか、「ディケイド、貴様はこの世界から逃げられない」と捨て台詞を残し、アポロガイストは再びオーロラの中へと去っていきました。
変身を解き、初めて向き合う士と南光太郎(黒)

光太郎(黒)はBLACKとして世界征服をたくらむゴルゴムと戦っていたが、ゴルゴムが大ショッカーと手を組み、それを取り持ったのがアポロガイストなのだ。
大ショッカーは、何者かが作った”世界を繋ぐ橋”を使って、次々に新しい敵を送り込んでくる。

「倒しても倒してもキリがない。俺はどうしたらいい。
  このままずっと戦い続けなければならないのか。」

RXの世界の南光太郎は仲間を取り戻すために戦っていた・・・。
この男は独りで戦っているのか。

「アンタに仲間はいないのか?」

思わず問いかけた士に、にっこりと微笑み「居るさ」と明朗に答える光太郎(黒)。

「どんなに辛い状況になっても、俺と一緒に戦い続けると言ってくれた。
 このBLACKの世界に閉じ込められながらもな。」

士と同じように、この世界に閉じ込められた男が居る。

「いつかRXの世界の光太郎に伝えたいと言っていた。
 BLACKの世界でも戦い続ける仲間が居るという事を。」

そいつの名前は・・・霞のジョー・・・!光太郎(RX)が霞のジョーを取り返すために戦っていると言っていた。そのジョーがこんなところに!閉じ込められている?!
表情を曇らせる士を、光太郎(黒)が怪訝な顔で覗き込んだ時!下品な哄笑と共に自称クライシス最強戦士・シュバリアンが再び登場です。
「大ショッカー最強の戦士」に肩書きが変わってましたが。

「遂にクライシスも大ショッカーと手を組んだか!」


この怪人何気なく登場してますが、凄いんです。当時クライシスのロボット怪人のデザインをされていた雨宮慶太さんがディケイド・RX編のために書き下ろしたデザインなんだそうです。(東映公式より)
なんて贅沢!なんだかんだで7種類もラフデザインをお考えになられたそうで。全部見たいです!(雨宮さんのデザインが好きです。七つ風の島物語からのファンです)

シュバリアンはオーロラからイマジンとファンガイアを召還しジリジリと迫ってきます。

「RXの世界の南光太郎が言ってたぜ。
 仲間のためなら・・・一生戦い続けるってな。」
「俺も戦う。仲間のため!」

ディケイドとBLACKに変身し戦う二人。
その頃、病院では夏海が命の限界と戦っていた。そしてそれを見守るユウスケも。
「いかないで・・・。士くん・・・。」
うなされて力なく宙を掻き泳ぐ夏海の儚い指先。ぎゅっとその手を握り締めることしか出来ないユウスケの焦燥と何も出来ないもどかしさが痛々しいです。


戦場ではディケイドが555アクセルフォームにフォームライドし、ファンガイアとイマジンの2体を一気に撃破。アクセルフォームカッコいいですねぇ。何度も巻き戻してしまいました。とどめの回し蹴りが!!(ため息)
いつも思うことですが、高岩さんは吹っ飛ばされ方が素晴らしいなと。本当に攻撃の衝撃でバランスを崩して転んだ風に見えるんですよね。後ろ向きに後ずさりしてもつれて転ぶとか。躓いて倒れるとか。
高岩さんのやられ芝居が好き。

クライシスが大ショッカーにくだり、世界を超える力を自由に操れるようになったようですね。シュバリアンはオーロラを出現させ、大量の戦闘員を召還。
そのオーロラの向こうに、アポロガイスト・ガイと対峙する南光太郎(RX)の姿が!!
目の前にRXの世界があるのに、この壁を越えられない!!

「RX!まずはお前から始末してやるのだ。」

その時!
キングストーンフラッシュ!!

「お前はRXの世界へ行け!仲間を護るんだ!!」
「ああ!行かしてもらうぜ!!」


色んな効能があります、キングストーンフラッシュ。
身体に付着した物を払拭する、敵の幻術を破る、敵のエネルギー攻撃を跳ね返す、強烈な閃光で敵を眩惑する・・・。万能。
この万能の光線がオーロラを穿ち、ディケイドはRXの世界に戻ることが出来たのです。通り抜けるのにだいぶ抵抗があった様ですが。
倒れこむ士に駆け寄る光太郎(RX)。

「戻ってきたか。褒美に大ショッカーの力の一端を見せてやる!」

アポロガイストが手を振り上げると新たなオーロラが出現。新たに怪人共を何体も召還する無尽蔵な力・・・。この力を持って、仮面ライダーどもを片っ端から潰していく!
「貴様らに勝ち目はない!!」 勝ち誇ったように言い放つガイ。

「たとえ勝ち目がなくても戦わなければならない時がある。
 この男はそうやって独りで戦ってきた。
 大切なものを取り戻すために!」

「そういうのを”無駄な抵抗”と言うのだ!」

「確かに独りでは無理かも知れない。
 だからこそ助け合い、一緒に支えあう相手が必要なんだ。
 世間ではそれを・・・”仲間”と言うらしい・・・。」

「エラそうに・・・何様のつもりだ!!」

「通りすがりの仮面ライダーだ!覚えておけ!」

変身した士の目の前に舞い上がる一枚のカード。新たに力が宿ったカードに浮かび上がるのは仮面ライダーBLACK!!
そのカードを横から掻っ攫う青い影。

「このカードは君には使えない。」

おもむろにディエンドライバーにセットし打ち出すと、そこに召還されたもう独りの南光太郎!


わお!倉田さんが2人!!この絵だけでなんて贅沢な気分!白も黒もお似合いです!
ダブル南光太郎だけでもテンションあがるのに、お二人(?)並んでの変身なんて!生きてて良かった。どちらの変身も昔よりいっそうキレが増してカッコいいです!倉田さん渾身の変身!あああ、ありがとうございます!真似したくなります!
劇場版の予告などで、並んでいてはいけないこの二人のライダーが並び立っているのは、こういう理由だったという事ですね。コレなら納得。

大乱闘シーンでオルフェノクの1体が落下するシーンで思わず「うわっ!」と叫んでしまいました。段取りどおりの落下に見えないほどの迫力!! それぞれの戦いについては、カッコいいしか出てきません(^^;)



病院の夏海の命の火は刻一刻と小さくなり、遂に・・・!!
凍りついたように目を見張り、動かなくなった夏海を見つめて名前を叫ぶユウスケ。




ガイが召還した怪人はどいつもこいつも強く、苦戦を強いられる4人の戦士達。しかしディエンドがファイナルアタックライドで3体纏めて撃砕し、ディケイドもコンプリートフォームにファイナルカメンライドし、アギトの大なるアタックライドで、強敵シュバリアンを倒したのです!
残るはアポロガイスト!

「士、いくよ!」
「俺に命令するな!」


なんかちょっと感動しました。士と海東の共闘。この世界編で”仲間”というキーワードがそこここにちりばめられていたからでしょうか。今までとは違う響きに聞こえます。

アポロガイストを挟んでジリジリと間合いを詰めていくディケイドとディエンド。アポロガイストがディエンドに視線を走らせたその一瞬の隙を突いて、先に仕掛けたのはディケイド。とっさに盾を投げつけるアポロガイストを後ろからディエンドイライバーが狙い、飛んできた盾をヒラリと躱して敵の間合いに飛び込み、すばやくパーフェクターを奪うディケイド!見事な連係プレイ!

・・・・・と思いきや。
やってくれました、ディエンド。やっとの思いで士が手にしたパーフェクターを横から掻っ攫い
「ボクの勝ちだ」と笑ってインビジブルで姿をくらましてしまいました。
怒りに震える士・・・そこへ、悲しい知らせを持ったユウスケが走りこんできて・・・。

事態を察したRXとBLACKが駆け寄ってくる。
「ここは任せろ!」
「頼む!」

ユウスケと共に病院に急ぐ士。アポロガイストに対峙したRXとBLACK。

「アポロガイスト!お前が独りで戦うというのなら、こっちも独りで戦おう!」
「受けて立ってやるのだ!」


なんて・・・なんて熱いんだ!RX!ヒーローの王道ですね。
真っ直ぐで正々堂々としていて、一点の曇りもない真っ白な正義!



息せき切って駆けつけた病院のベッドの上には、すでに事切れて動かなくなった夏海の亡骸が横たわっています。言葉もなく見つめる士。ズブズブと足元から沈んでいくような絶望感と、助けられなかったという自責の念、信じたくない現実・・・。士の表情から、心を抉られるような慟哭が聞こえてくるようです。流せなかった涙は一体どこに落ちてゆくのでしょうね。

「意味たちのお宝って・・・そんなものか?」

病室に海東が姿を現し、神経を逆なでするような言葉を言い放つ。
ワナワナと怒りに震え、海東を睨み付ける士。

「何しに来た」
「つまんないねぇ、お宝が仲間だなんて。」
「お前に何がわかる!!」

「受け取りたまえ!」

怒りに任せて詰め寄ろうとする士の目の前に差し出されたパーフェクター。


「これからはちゃんと・・・ボクを見ていてくれよ。」

海東も本気で夏海の命がどうなろうが構わない・・・と思っていたわけではないと思うんですよ。好きな先生に振り向いてもらいたいから悪戯して困らせる子供の心理とたいして変わらないんじゃないかと思います。仲間という言葉が嫌いだ・・・なんていいながらも、本当はそうありたいと思っている自分が居て、それを否定する自分もいて、素直になれないのかなと。
本当のところは良くわかりませんが、早く言えば「士にかまってもらいたい。」ってことですよね。

くどいようですが、BL系的な意味じゃありませんよ、断じて。
海東は最初から士の過去を知っているような口ぶりだったし、何らかの繋がりを持っていたと考えられますし、なのに士は記憶を失って自分の事を覚えていないですし。
仲の良かった幼馴染がしばらく会わないうちにちゃっかり親友を作ってて、遊んでくれなくて寂しい・・・みたいな。

「士、使い方わかるのか?」
「大体はな。命を取ることが出来るなら、与えることも出来るだろう。」

自らの身体にパーフェクターを翳し、命を吸い取ってチャージする士。
「ばっ!!そんなことしたら・・・お前の命が!!」

がくりと倒れこんだ士は、駆け寄るユウスケに「夏海には言うなよ」と釘を刺し、士の命に輝くパーフェクターを夏海の顔に翳す。
やがて深い眠りから醒めたように、ゆっくりと瞼が開き、夏海は二人の下に還ってきたのです。
「な・・・夏海ちゃん・・・大丈夫?・・・元気? これ何本?」

ユウスケのお間抜けな第一声が、本当にユウスケらしくて、こんなときに気の利いた言葉が出てこないあたりに感動してしまいました。大きすぎる喜びや感動は、きっと頭でなく心で感じるものだと思うから。

素直に感情を爆発させて喜びはしゃぐユウスケ戸は対照的に、心底ホッとした穏やかな微笑みを浮かべて優しく夏海を見つめる、士の柔らかな表情が印象的でした。
自分の身に何が起こっていたのか、どうやって救われたのか・・・・”救われた”という事さえ夏海は知らないままですが、士の目をジッと見つめ返す夏海の笑顔・・・それだけいい・・・そういう微笑みですよね、士。
井上さん、本当にいい役者さんになられましたね。病院のシーン素晴らしかったです。



アポロガイストと戦いを繰り広げているRX。形勢不利と見たアポロガイストは、オーロラからサイ怪人を召還し、RXを襲わせます!
卑怯者ー!正しい悪役っちゃそうですが。
駆けつけたBLACKがライダーパンチ一発でサイ怪人を粉砕したのはびっくりです!凄い威力だ!ライダーパンチ!敵が二人掛かりで来るなら、ダブルライダーキックもオッケーですよね。向こうが先に均衡を崩したわけだし。

胸躍る光景ですよね、BLACKとRXのダブルライダーキック!RXがバンッ!と地面を叩いた瞬間に「おおおっ!」と雄たけびを上げてしまいました。これこれ!これですよね!
こういう豪華共演が劇場版でガッツリ見られるかと思うと、今から期待で眠れなくなりそうです。

「おのれ・・・覚えておれ!!」

捨て台詞を残して、ガイはオーロラの向こうに消えていきました。

アポロガイトスって頑丈ですねー。だってBLACKとRXのダブルライダーキックくらって、まだ生きてるなんて!やはり一筋縄ではいかないですね。

戦いが終わり、無言で見交わした後に、BLACKは自分の世界に戻っていきました。
一部始終を見ていたのでしょうか。鳴滝が憎憎しげにつぶやきます。

「遂に大ショッカーが動き出してしまった。これもディケイドのせいだ・・・。」


鳴滝にとって大ショッカーが動き出すという事は、歓迎すべからぬことなんでしょか。世界を超える力は同じように思えるのですが、仲間あるいは同志・・・と言うわけでもないという事ですかね。
そしてこのシルエットは、かの創世王。



「霞のジョーからの伝言がある。
 BLACKの世界でも戦い続ける仲間がいる・・・ってな。」

「そうか、アイツはBLACKの世界で戦う道を選んだんだな。」

そういって笑う光太郎(RX)の表情に翳りはない。あんなに大切な仲間と離れて独り戦うことになったのに。「いいのか?独りでも?」意外そうな顔で尋ねる士に、光太郎はいっそ清清しいほどの笑顔できっぱりと答える。

「独りじゃないさ!離れていてもずっと仲間だ!」

求めていた光を掴んだように笑って、士は光太郎に向けてシャッターを切る。

「士、お前ともな」

離れていてもずっと仲間。見送る光太郎の温かいまなざしが感動の余韻を残します。


士がこの世界に来て戦いに投げやりになった理由。自分なりに考えたんですが。
前回シンケンジャーの世界で、士は自分の帰る場所・・・待っててくれる人が居る帰るべき場所を得たわけです。それは寄る辺のなかった士にとって、とっても大切な場所になったんじゃないかと。
それは夏海だけじゃなくてユウスケや栄次郎さんも含めて。
手にいれた大切な場所を失うのが怖くなったのかな・・・と。

このまま旅を続けて、自分の世界が見つかった時、それは仲間との別れの時を意味します。ユウスケはユウスケの帰りを待つ人々が居る世界へ、夏海は夏海の帰りを待つ人々が居る世界へ。

「いいのか?独りで・・・」

この問いが総てなんじゃないかと思いました。だから光太郎の「離れていてもずっと仲間だ。」とう言葉は、次の世界に旅立たねばならない士の心を勇気付ける大切な一言になったことでしょう。
たとえ住む世界は違っても、ずっとずっと仲間。
RXの世界、キーワードは”仲間”なんですね。



光寫眞舘では、士が撮った二人の光太郎の写真を眺めながら、
「自分の世界を見つけたら、士くんもこういう表情になるんでしょうか?」
という夏海に、自分の世界を見つけなければ何も始まらないような気がしてきた・・・と言う士。

迷いは吹っ切れたようですね。

「たとえ士くんの世界がそんな世界でも、私はここで待ってますから。」

それは、士にとって嬉しい言葉だったに違いないです。面映そうに視線を外し、ニヤニヤしたいのを必死にごまかしている士が微笑ましい。そんな士を見つめ、夏海もはっきりと確信したようです。

「士くんが世界の破壊者なわけないです。
 むしろ独りでも世界を救う人です。」

「士君の世界ね・・・」


栄次郎さんが持ってきた、額に入った一枚の古ぼけた写真が何の写真なのか、はっきり見えませんでしたが、「わしは好きだけどね」という栄次郎さんの声のトーンが、なんとなくいつもと違って聞こえたのは・・・気のせい?劇場版公開が近いので、なんとなくそういう風に聞こえただけなのか・・・。

壁にかけた額が何かの拍子にはずれ、音を立てて床に落ちた瞬間、新たな世界を示す背景ロールが降りてきて・・・。
これは・・・ジャングル?ライダーでジャングル?それってつまり。

アマゾンが出たww!!えええええww?!



今回のRX編でちょっと引っかかっていること。
夏海に命を分け与えた士。これは何かの伏線なのかな。



次週、アマゾンの世界!嬉しいけど、リアルタイムで見ていた頃からアマゾン大好きだから嬉しいんだけど、この終盤に来てまだライダーの世界!最後まで気が抜けません!さすがお祭り。

アマゾンがエキゾチックだわ。マサヒコくんが・・・どうしたんだ一体!
そして士は野球少年。一体どんなお話に。


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王道ヒーロー

パーフェクターってパーフェクトゼクターの略かと思ってました。

それはともかく今回も燃える展開!
最初から最後までクライマックスだぜ!という感じでした。
ブラック&RXのW変身!Wライダーキックに燃えました!
変化球の多い平成ライダーですから、
たまには直球の昭和ライダーもいいものですね~^^


>この台詞聞いて直ぐに天道を思い出してしまいました。似た台詞があったなと。
「子供は宝物・・。この世で最も罪深いのは、その宝物を傷つける者だ。」(by 天道)
脚本が同じ米村さんですしね。

私も思いましたw
子供は宝物というセリフはヒーローらしいセリフで好きです。
米村さんは結構熱い展開がうまい方だと思うのですよ。
小林さんとは違った熱いヒーロー像ですよね。
私は米村脚本は結構好きです。
カブトの4話や加賀美ザビー変身回・ガタック誕生編・トリプルライダーキックの回など好きで印象に残ってます。

あと米村さんはディケイドの特徴であるカメンライドをうまく使ってると思います。(龍騎とか555アクセルとか。
そういえば555アクセルのとどめの蹴りがカブトっぽくてかっこよかったです。流石高岩さん!)

しかし今回は子供を人質にとったり、一対一の戦いで
仲間呼ぶ卑怯者ぶりといいわかりやすい『悪』ですよね。
平成ライダーにはない敵ですが、こうゆう『悪』を倒すからこそヒーローの正義が際立つのだなぁと思いました。
いわゆる水戸黄門的なカタルシスがあります。
(…水戸黄門といえばシンケンジャーにうっかり八兵衛が出てて吹きましたww)

>「おのれ・・・覚えておれ!!」

このセリフも典型的な悪役らしいw

>この問いが総てなんじゃないかと思いました。だから光太郎の「離れていてもずっと仲間だ。」とう言葉は、次の世界に旅立たねばならない士の心を勇気付ける大切な一言になったことでしょう。
たとえ住む世界は違っても、ずっとずっと仲間。
RXの世界、キーワードは”仲間”なんですね。

私は仲間の他に絆かなと思いました。
それで天道の言葉の
『絆とは決して断ち切る事の出来ない深い繋がり!
たとえ離れていても心と心が繋がっている!』
を思い出したり。
米村さんは印象深いセリフを考えるのうまいなと思いました。
今回名セリフ多いですものね?

>「士くんが世界の破壊者なわけないです。
 むしろ独りでも世界を救う人です。」

これネガの世界がなかったら素直に聞けたのになぁ…
とちょっと残念です。
ノラさんがキャラがブレていると言ってましたが、
あの4話を抜かせばそんなにぶれてない気がするんですよね個人的には…。穿った見方ですかね?


そして次はアマゾン!
ネタばれで知ってましたがえ~って感じです。
アマゾンの声軽くないですかw
しかしあと4話(3話?)で本当に終わるんですかね?
心配になってきました。
ディケイド1年観たかったなぁと今更おしくなってきました。

今回も長文ですいません。では次回のレビューも楽しみにしています^^

こんばんわ、白いのさん!

>パーフェクターってパーフェクトゼクターの略かと思ってました。
こらこら(^^;)

昭和ライダーは、この直球ど真ん中な感じが燃えるんですよねー。掛け値なしに魂が燃える感じ。それに倉田さんにこんなに色々演って頂いて、本当にもうなんて幸せ!仮面ライダーが好きでよかったーと。

米村さんは痺れるような脚本をお書きになりますよね。カブトは米村さんの台詞回しと天道のキャラがまた良くマッチして、それで監督が石田監督だったら、わたしの大好物の盛り合わせ・・・みたいな。今回のようなまさに王道ヒーロー回の脚本は、だから米村さんにはぴったりですよね。

>555アクセルのとどめの蹴りがカブトっぽくてかっこよかったです。

あああ!私もそう思いました!ゾクゾクしましたよ、あの回し蹴り!もの凄く綺麗なフォームで何回リピートして見たことか・・・。

ヒーロー物の悪役は見ていて「こんなヤツ!やっつけられて当然!」と思うくらい外道がいいですね、そう、カタルシスは必要ですよね。

「絆」・・・そうですね。ディケイドは9つの世界を旅してきて、それぞれの世界で「絆」というキーワードが重要な意味を持ってきましたし、結局ディケイドのテーマって「絆」なんだろうなと思います。
今回のお話は、”仲間”と言う言葉が物語のあちこちで、いろんな登場人物の口から発せられていました。たとえ離れていても、『決して断ち切る事の出来ない心と心の深い繋がりで結ばれた者』それが仲間・・・。
それぞれの世界に帰っても、仲間の絆は決して切れない・・・と。

私が感じた士というキャラのブレ・・・私、飲み込みが悪い方なので、心情と行動をひとつひとつ照らし合わせて、「こう考えたからこうした」と考えてたくなってしまうんです。
多分今、もう一度第1話から見直してみたら、最初に見落とした事に気づいたり、違った見方で見れたりして、ズレと感じていた部分もストンと腑に落ちて理解できるかもしれないですね。
結構面倒くさい性分なんですよー、自分でもそう思います。国文科で物語を捏ね繰り回して論文とか書いていた後遺症でしょうかねぇ・・・。

来週はアマゾン!嬉しいからもう一度、アーマーゾーン!!
アマゾンに会えるのが嬉しくって♪
今回のアマゾン役の方、お芝居は始めてのようですよね。ペルーの方と日本人とのハーフだとか。エキゾチックな面持ちのはずですね。予告を見た限り、確かにもそっと腹に力を入れて叫んで欲しいかも・・・。
なんたってアマゾンですし♪(わかったから・・・)

こうなると仰るとおり、いっそ昭和の仮面ライダーの世界も全部まわって欲しくなっちゃいます。だから劇場版があるのでしょうが、贅沢を覚えると欲望は際限なくわいてきますねー。

こんにちは、仮面ゲスト様!

お祭り企画だからこそ、オリジナリティーもしっかり出していただきたい・・というのは確かにありますね。

次回のアマゾン、RX編から引き続き金田監督というのも嬉しいのですが、脚本が長石監督と言うのが驚きです!調べてみたら、長石監督は共同執筆とはいえ、アマゾンの脚本を手がけてらしたんですね!なんという贅沢な。
本当に楽しみです♪

よくさいたまスーパーアリーナのイベントに行かれたんですね!なんてうらやましい!色々レポをありがとうございます。
お話を伺う限り、とってもパラダイスなイベントで、一度いったら帰ってこれなくなるかも(^^;) これはDVDに・・・ならないですよねぇ.....orz.
今すぐにでも行きたいなぁ・・・。9日までですよね~・・・。
もろもろの事情で・・・難しいかなぁ~・・・。

さいたまに住んでらっしゃる方が本当にうらやましいです(TT)
「仮面ライダー博物館」みたいな大規模な常設展があって、そこに行けば歴代のライダーとかマシンとかいつでも見られる!なんてことになったら、年間パスポート買ってでも通うのになぁ・・・。
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◎仮面ライダーディケイド第27話「BLACK×BLACKRX」

ディケイドの前に仮面ライダーブラックが襲ってくる。そこのディエンドがあらわれて、ブラックを攻撃する。ディエンドは女性ライダーファントムを出して戦わせる。ブラックは、女性に弱かった。RXの世界と、ブラックの世界の南幸太郎は別人らしい。士は、カイトウに協力...

仮面ライダーディケイド ゲーム

仮面ライダーディケイド 箸・箸箱セット:単品商品価格:480円レビュー平均:4.67 特撮の軌跡 ディケイド第27話「BLACK×BLACK RX」曜日別、主な更新>> 日 仮面ライダーディケイド←決戦まで後6日!全仮面ライダー集結せよ!! 月 雑記火 シンケンジャー←ようやく
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路地裏のノラ

Author:路地裏のノラ
高岩成二さんのファンです。
仮面ライダー大好きです。
来世は絶対男に生まれ変わってJAEに入って、仮面ライダーを目指します。

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